お歯なしにならないお話 杉山歯科医院院長ブログ

ガリガリするお話

6月 18th, 2018

 

 

せんべいは10Kg

フランスパンは30Kg

そして歯ぎしりが60Kgから80Kg

これはそれぞれ噛むための力です!

歯ぎしりにはこれだけ強い力がかかっているのですから

歯が欠けたり折れたりしても不思議でありません。

歯ぎしりには三つの「型」があるようです。

歯をすりあわせるギシギシ型(グラインディング)

食いしばるガリガリ型(クレンチング)

そしてカチカチ鳴らすカチカチ型(タッピング)

ギシギシ型は虫歯のつめものが合わないことが主な原因

ガリガリ型はストレス

カチカチ型はその二つの原因が重なって発生するようです。

おやすみになる時は

ナイトガード(マウスピース)を装着する事をおすすめします。

保険点数の改定により以前よりお安く作成することができるようになりました。

あなたの歯型にあったオーダーメイドの物を作成いたします。

詳しくは是非ご相談ください!

6月17日(日) ダイナシティウエストにて

「おくちのけんこうフェスティバル」が開催されます。

入場は無料です。

多くの景品も用意しておりますので

ご家族でお出かけください。

よ坊さんも来るよ!!

 

歯と口の健康週間

5月 21st, 2018

6月4日~6月10日は「歯と口の健康週間」です。

歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに

歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り

併せてその早期発見及び早期治療を徹底することにより歯の寿命を延ばし

国民の健康の保持増進に寄与することを目的としています。

2018年度(平成30年度)は「のばそうよ 健康寿命 歯みがきで」の標語のもと

全国各地で地域住民参加型の各種啓発事業を展開します。

(一社)小田原歯科医師会では6月17日(日)ダイナシティにて

「おくちのけんこうフェスティバル」を開催いたします。

非歯原性歯痛のお話

5月 12th, 2018

むし歯や歯周病などの原因がないのに起こる歯の痛みを

非歯原性歯痛といいます。

非歯原性歯痛は、2014年から国家試験の出題範囲に含まれるようになり

最近になってようやく注目されるようになりました。

ではどのような原因で歯が痛く感じるのでしょうか?

いくつかご紹介いたします。

   

1.筋・筋膜性歯痛

簡単にいうと「筋肉痛からくる歯痛」です。

これは関連痛といわれるものです。

2.神経障害性歯痛

いわゆる神経痛と呼ばれるもので

瞬間的に刺されたような激痛が起こる「発作性神経痛」と

じりじりと焼けつくような痛みが

24時間絶え間なく続く「持続性神経痛」に分けられます。

3.神経血管性歯痛

頭痛による関連痛といって良いもので

お口やその周囲に生じる最も一般的な神経血管性頭痛は片頭痛です。

4.上顎洞性歯痛

副鼻腔は風邪などにより炎症を起こすことがあり

鼻からの影響で起きている上顎洞疾患の疾患で歯痛を起こすことがあります。

5.心臓性歯痛

狭心症や心筋梗塞などの疾患に関連した歯痛が数多く報告されています。

6.精神疾患または心理社会的要因による歯痛

精神疾患のなかの身体表現性障害の場合

特に身体化障害や疼痛性障害で歯痛が生じます。

また、統合失調症、うつ病において身体症状として歯痛が出現することも知られています

7.特発性歯痛

明らかな原疾患がはっきりしない歯痛があります。

原因不明の痛み、といえます。

 

以上のように、多くの原因により「歯が原因でない痛み」が生じます。

頭痛、心臓疾患、上顎洞疾患、精神疾患と関連する場合

それぞれの治療を担当する科が異なり

複数の医療機関の受診により加療に時間がかかることが多いです。

特に痛みは量的に測ることが難しく

痛みの表現にも個人差があるため

医療者側の知識・技術にもまして

治療を医療者任せにせず

医療者と協力して痛みに対応していく患者様の姿勢が重要となります。

 

 

九州大の石川邦夫教授(歯科・生体材料学)は

骨の主成分である「炭酸アパタイト」を

顆粒(かりゅう)状にした新しい人工骨材料を開発し

歯のインプラント手術にも使える製品として実用化したと発表した。

インプラント手術では顎の骨に人工歯根を埋め込んだ上で人工の歯をかぶせる。

顎の骨が欠けたり、足りなかったりすると

体の別の骨を移植しなければならなかったが

人工材料で骨を補えれば、患者負担が大きく軽減されるとしている。

粉末状の炭酸アパタイトの製造技術は以前からあったものの

粉末のまま体に入れると炎症を引き起こす難点があった。

石川教授らは、粉末より粒が大きい顆粒にした

炭酸カルシウムの組成の一部を置き換える方法で

顆粒の炭酸アパタイトを作ることに成功。動物への移植実験で、既存の骨とつながり

骨に置き換わることを確かめた。


その上で、九大と東京医科歯科大、徳島大が協力し臨床試験(治験)を実施。

22人の患者に新材料を移植し、計27本のインプラントを設けた。

治験の結果は、新材料を移植して骨が太ってからインプラント手術をする方式と

インプラントと同時に新材料を移植する方式のいずれでも

患者の骨と新材料、インプラントが一体化した。

石川教授は「歯科では全ての骨の再建に使え整形外科分野でも応用できる。

移植した新材料に造血機能などを担わせることも目指したい」と話す。

新材料を使った製品は歯科材料・機器の製造販売会社「ジーシー」(東京)の骨補填

(ほてん)材「サイトランス グラニュール」。

(産経ニュースより)

阿弥陀仏のお話

4月 24th, 2018

 

 

「痩蛙(やせがえる) 負けるな一茶 是(ここ)に有(あり)」

江戸時代後期に活躍した俳人、小林一茶の有名な句です。

やさしさとユーモアに満ちた句を生涯2万句も詠んだ一茶は

50歳を前にすべての歯を失ってしまったとか。

「歯ぎしみの 拍子ともなり きりぎりす」

これは、歯がまだ健在だった頃の句にちがいありません。

そして月日が過ぎ、最後の一本の歯が抜けてしまうと

自らの気持ちをこんな句に託しています。

「歯が抜けて あなた頼むも あもあみだ」

歯をすべて失ってようやく、噛むことの大切さを悟ったのか

あとは阿弥陀仏の慈悲にすがるしかないと

さすがの一茶も心細くなったのでしょうか。

                    (8020推進財団 歯の豆知識より)

女性優位のお話

4月 4th, 2018

先日、第111回歯科医師国家試験の合否結果が

厚生労働省および地方厚生局にて発表されました。

出願者数は3,721人

受験者数は3,159人

合格者数は2,039人で

2年ぶりに2,000人の大台を回復!

ですが新卒・既卒合計の全体合格率は64.5%(前回65.0%)と前回より低下

新卒のみの合格率は77.9%(前回76.9%)でした。

男女別合格者数は

男性1,162人

女性877人で

女性が43.0%を占め過去最多を記録を更新!

合格率でも男性60.4%に対し

女性71.0%と女性優位が続いています。

いずれ歯科医師は “女性のお仕事” となりそうですね。

 

 

 

 

本日発行のタウンニュース(箱根・真鶴・湯河原版)に掲載された

小田原歯科医師会のPR広告です!

来週末には小田原版に掲載されます。

私の所属いたします広報委員会でベースを作り

タウンニュースへ制作をお願いしました。

この広告を見て、少しでも多くの患者さまが

小田原歯科医師会の会員の診療所を訪れていただければと

願いを込めて作成いたしました。

お手元に届きましたらじっくりご覧ください。

 

 

1回だけのお話

3月 5th, 2018

初期のむし歯では

脱灰したアパタイトが歯に戻る「再石灰化」と呼ばれる現象が起こります。

脱灰とは

むし歯菌が糖を食べて酸を作り

これが歯の成分である(ハイドロキシ)アパタイトを溶かすことを言います。

フッ素、正しくはフッ化物を含むアパタイトは再石灰化を起こしやすく、

いったん歯に戻ると次には脱灰しにくいため

歯の表面が強いアパタイトに置き換わってむし歯に強くなります。

つまり再石灰時にフッ化物がお口の中にあることが重要となります。

むし歯予防にはフッ素入りの歯みがき剤(ペースト、粉など)が

とても効果があります。

ところが歯みがきの後に何回もうがいをすると

歯みがき剤に含まれるフッ化物が流れて薄くなってしまうのです。

歯磨き後に汚れを吐き出した後の仕上げのうがいは

ごく少量の水で1回だけにして

しばらく飲食しないことにより再石灰化効果が高まると言われています。

 

AIのお話

2月 21st, 2018

大阪大歯学部とNECは20日

人工知能(AI)を用いたデータ解析を

口の中にできるがんや口内炎

虫歯の診療などに役立てる構想を発表した。

これまで医師の技術や経験に依存していた診療分野に

最新の情報通信技術(ICT)を導入し、より速く確実な医療を目指す。

大阪大では歯学部の付属病院が保有する一部の患者のデータを利用。

口内を撮影してがんや口内炎などを早期に見つけ

専門機関の受診の必要性を調べられるAIの開発を進めている。

歯型の3次元模型や歯のエックス線撮影画像の情報から

効果的な歯の矯正を導き出すAIや

高齢者の歯並びのデータを学習して

歯を失いやすい人を判定するAIの実現にも取り組んできた。

 今回の構想は、こうした研究に一定の成果が得られたため

実用化に向けて規模を拡大し、有用性を確かめる。

膨大な診療情報を、大阪大のスーパーコンピューターで解析し

データの扱いについては、患者が特定できない形で

情報を抽出する仕組みの構築に当たる。

 村上伸也病院長は「患者情報を守りつつ活用し

歯科医療の変革をもたらしたい」とした。

(産経新聞より)


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