お歯なしにならないお話 杉山歯科医院院長ブログ

 

東北大学とNTTドコモは

生活習慣病や歯の喪失を引き起こす歯周病を早期発見できる社会をめざし

歯周病発見AIの共同研究を2019年4月1日より開始することを発表した。

研究グループは、スマートフォンで歯茎を撮影するだけで

歯周病かどうかを判定できるAIの開発を目指すという。

この技術が確立されれば、自宅や会社などで

歯周病のリスクを把握することが可能となり

早期の歯科受診などによる

重症化を防ぐことにつながることが期待できるようになるという。

なお、研究グループでは、2022年度をめどに歯周病だけではなく

顎関節症や口腔がんなど他の口腔疾患も発見可能にし実用化を目指すとしている。

                        (マイナビニュースより)

開発途中の今はお口の中を鏡でチェック!

口腔がんなど心配な方はご来院ください。

誰にでも多かれ少なかれ口臭はあります。

口臭のほとんどは生理的なものと言われています。

呼吸器系障害や消化器系、

胃腸障害や糖尿病などの病気が原因で生じるものもありますが

特に歯周病に罹患している人は

周囲の人が必ず気づくほどの強い匂いを発しています。

 

しかし、正しい口腔ケアを受けることで予防することができます。

歯石や歯垢に住みつき揮発性硫黄化合物を発する

「嫌気性菌」を減らせば口臭を予防できるのです。

お口の匂いが気になったら是非ご相談ください。

 

 

 

 

我々歯科医は、患者様のお名前をうかがった時

顔はすぐに思い浮かびませんが

お口の中の状態はしっかり覚えているものです。

奥歯でなくても前歯に特徴があれば

一般の方でもすぐに思い出すはずですね。

merry christmas cc GIF

暮れに映画「ホームアローン」が放送されていました。

何度も観ている映画ですが

主人公が前歯の特徴を覚えていて

泥棒を見破るシーンは公開当時(30年近く前?)から印象に残っています。

merry christmas GIF

またこの映画にはこんなシーンもありました。

ドラッグストアでケビンが店員のおばさんに

「この歯ブラシは歯科医師会の推奨品ですか?」と聞くシーンです。

ママに歯みがきしてから寝なさいって言われていましたよね!

年齢性別関係なく、他人に良い印象を与える素敵な笑顔は口元からです。

お困りの方はご相談ください。

 

謹んで新年のお祝辞を申し上げます
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も相変わらず、よろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

12月29日(土)より1月4日(金)まで休診いたします。

ホームページでの予約は休診日でも随時行っています。

また、急患の方は

小田原市休日急患歯科診療所を受診してください。

12月29日(土)から1月3日(木)まで休日診療を行っています。

(医)杉山歯科医院は
1月5日(土)午前9時30分より診療を行います。

 

お米のお話

12月 1st, 2018

 

新潟大学大学院生らのグループはから抽出した成分で

歯周病発症時の歯槽骨吸収が抑制できることを明らかにしたと発表した。

これまでの研究から、成分には炎症を緩和する作用があると示唆されており

そこで、新潟大学大学院生の田村光歯科医と寺尾豊教授らのグループは

から抽出した15種類のペプチド(アミノ酸加工物)を

歯周病のマウスに投与した結果、9番目と11番目のペプチドは

骨の炎症を抑え、骨を吸収する破骨細胞の数を減らす働きをすることを突き止めた。

グループは「日常的に食べるであれば安全な治療薬が開発できるうえ

現在使われている抗生物質の乱用を抑えることにも結びつく」として

今後は新潟に拠点があるの関連企業と連携して

新薬開発につなげたいと期待している。

との事です。

文献を読んでみると

歯周病のようなグラム陰性菌だけでなく

ニキビ菌のようなグラム陽性菌や真菌にも効果がありそうですね。

の成分ですから

将来、オーラルケア製品にはかかせない成分となる事は間違いないでしょう。

 

89万円のお話

11月 7th, 2018

歯を白くする「ホワイトニング」の施術後

下唇が腫れるなどの健康被害が生じたとして

川崎市宮前区の男性(83)が、同市高津区の歯科医院に

約590万円の損害賠償を求めた訴訟で

横浜地裁川崎支部(飯塚宏裁判長)は7日までに

医院側に約89万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

判決は9月25日付。医院側は判決を不服として控訴している。

判決によると、かみ合わせの治療で通院していた男性は2012年8月

ホワイトニングの施術を受けた際

歯に塗った過酸化水素を含む薬剤が下唇に付着し口唇炎が生じた。

男性は施術内容やリスクの説明がなく

同意書も取られなかったと主張。

判決は医院側の説明義務違反を認め

器具を適切に使用しなかった施術上の過失も認定した。

7日に川崎市役所で会見した男性は

「今も食事の際に痛みが出ることがある

ホワイトニングを行う歯科医師は患者の意思を尊重して施術を行ってほしい」

と話した。(神奈川新聞より)

とのことですが

高齢者の男性へのホワイトニング!

私には考えられません

患者さまとこちらの先生で

どのようなやり取りがあったのかは詳細は不明ですが

何とも残念なニュースです。

 

睡眠時間のお話

10月 27th, 2018

 

 

東北大学は2018年10月5日

歯がない高齢者は

短時間・長時間睡眠になるリスクが高いことを明らかにしたと発表した。

歯が0本の人では短時間睡眠(4時間以下)のリスクが1.4倍

長時間睡眠(10時間以上)のリスクが1.8倍になるという。

 同研究では、高齢者の現在の歯の本数と

短時間睡眠・長時間睡眠との関連を検証した。

検証に用いた2万548名の平均年齢は73.7歳で

歯が0本の人たちでは短時間睡眠が3.3%(100人)

長時間睡眠が9.0%(272人)だった。これに対し

歯が20本以上の人たちでは短時間睡眠が2.3%(160人)

長時間睡眠が2.8%(195人)と少なかった。

これを検証した結果、歯の本数と睡眠時間との間に

U字型の統計的に有意な関連が認められた。

つまり、歯が20本以上の人たちと比較して

0本の人たちは短時間睡眠であるリスクが1.4倍

長時間睡眠であるリスクが1.8倍と有意なリスクが認められた。

同様に、残っている歯が1~9本の人たちでも

短時間睡眠のリスクが1.3倍

長時間睡眠のリスクが1.5倍高いという結果になった。

このように、歯が1~9本の人よりも

歯が0本の人たちで強い関係(強いU字型)が認められた。

高齢者における睡眠は、短すぎても長すぎでも

健康問題に影響を及ぼすことが知られている。

歯は噛み合わせを保つ役割も担っており

歯がない人は下顎が上方回転し

気道に影響を与えて睡眠時の呼吸を妨げる可能性があると言われている。

同研究により、より多くの歯を残せるよう歯の健康を保つことが適切な睡眠時間の維持

ひいては健康長寿につながる可能性が示唆されたとしている。

医療技術ニュースより

 

この研究結果から

今後、入れ歯を使用している患者様には

睡眠時も入れ歯は必ず装着したほうが快眠できますよ

という指導を徹底したほうが良いのかなぁ!?

そう感じております。

 

 

装着電話のお話

10月 20th, 2018

カリフォルニアのテック企業Sonitusが開発した「Molar Mic」

歯に装着するタイプのコミュニケーションツールだそうです。

アメリカ国防総省からは約11億円の投資を受けて開発!

現物はイメージ画像のみの公開で詳細は極秘ですが

奥歯に取り付けられるほど小さいようです。

骨伝導でメッセージの送受信をします。

ヒューストンに直撃したハリケーン・ハービーの救済活動の際に

試験的に導入され、多くの評価を得たそうです。

口の中に入れる電話

スパイ映画に出てくるようなアイテムが

そろそろ現実になりそうです。

急速低下のお話

9月 29th, 2018

 

 

九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野の二宮利治教授

歯学研究院口腔予防医学分野の竹内研時助教と山下喜久教授

医学研究院呼吸器内科学分野の松元幸一郎准教授らの共同研究グループは

歯周病の進行が呼吸機能の急速低下に関わることを初めて明らかにした。

慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は

これまで「慢性気管支炎」や「肺気腫」と呼ばれてきた病気の総称である。

近年、世界的に増加傾向であり

世界の死因の第4位を占める大きな社会問題となっている。

COPDは主にたばこの煙などの有害物質を

長期間に渡って吸入することで発症すると考えられているが

その他の要因については良く分かっていなかった。

そこで今回、同研究グループは口腔内だけでなく

全身の健康を脅かす病気として知られる歯周病に着目し

40歳以上の成人1650名の追跡調査データを分析し

COPDとの関連について研究を行った。

歯周病と呼吸機能検査による一秒量の急速低下との関連を調べた結果

喫煙などの影響を加味した上でも、歯周病の進行が最も軽度な集団に比べ

最も重度な集団は3年以内に一秒量の急速低下が起きる割合が1.4倍高く

歯周病が進行している人ほど呼吸機能の経年低下速度が

急速化しやすいことが明らかになった。

本成果により、歯周病の進行を予防し口腔内の健康管理をすることが

肺の健康を守るためにも重要であることが示唆された。

(大学ジャーナルより)

以前から言われていたことですが

今回の調査で、歯周病と呼吸機能の関係が

より明確になりましたね。

 


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