お歯なしにならないお話 杉山歯科医院院長ブログ

装着電話のお話

10月 20th, 2018

カリフォルニアのテック企業Sonitusが開発した「Molar Mic」

歯に装着するタイプのコミュニケーションツールだそうです。

アメリカ国防総省からは約11億円の投資を受けて開発!

現物はイメージ画像のみの公開で詳細は極秘ですが

奥歯に取り付けられるほど小さいようです。

骨伝導でメッセージの送受信をします。

ヒューストンに直撃したハリケーン・ハービーの救済活動の際に

試験的に導入され、多くの評価を得たそうです。

口の中に入れる電話

スパイ映画に出てくるようなアイテムが

そろそろ現実になりそうです。

急速低下のお話

9月 29th, 2018

 

 

九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野の二宮利治教授

歯学研究院口腔予防医学分野の竹内研時助教と山下喜久教授

医学研究院呼吸器内科学分野の松元幸一郎准教授らの共同研究グループは

歯周病の進行が呼吸機能の急速低下に関わることを初めて明らかにした。

慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は

これまで「慢性気管支炎」や「肺気腫」と呼ばれてきた病気の総称である。

近年、世界的に増加傾向であり

世界の死因の第4位を占める大きな社会問題となっている。

COPDは主にたばこの煙などの有害物質を

長期間に渡って吸入することで発症すると考えられているが

その他の要因については良く分かっていなかった。

そこで今回、同研究グループは口腔内だけでなく

全身の健康を脅かす病気として知られる歯周病に着目し

40歳以上の成人1650名の追跡調査データを分析し

COPDとの関連について研究を行った。

歯周病と呼吸機能検査による一秒量の急速低下との関連を調べた結果

喫煙などの影響を加味した上でも、歯周病の進行が最も軽度な集団に比べ

最も重度な集団は3年以内に一秒量の急速低下が起きる割合が1.4倍高く

歯周病が進行している人ほど呼吸機能の経年低下速度が

急速化しやすいことが明らかになった。

本成果により、歯周病の進行を予防し口腔内の健康管理をすることが

肺の健康を守るためにも重要であることが示唆された。

(大学ジャーナルより)

以前から言われていたことですが

今回の調査で、歯周病と呼吸機能の関係が

より明確になりましたね。

 

 


 

モンデリーズ・ジャパンは

牛乳由来成分「CPP-ACP」を配合したシュガーレスガム

「リカルデント」シリーズから

歯科医院専用品(同社品リカルデント歯科医院専用品グリーンミント味のこと)と

同量のCPP-ACPを配合した新製品「大人のリカルデントさわやかミント」を

9月3日から発売する。

「大人のリカルデント」は、リカルデントブランド全体の

「歯を大切にしたいあなたをサポートする」というイメージ強化を目的に開発された。

牛乳由来の成分、カルシウムとリン酸を含む「ACP」と

乳タンパクからできた「CPP」の複合体である「CPP-ACP」を2倍配合。

歯を大切にしたい40代以上の人へおすすめの高付加価値ガムとなっている。

とのことですが

歯科医院専用品ガムを一般のドラッグストア等で安く売ったら

誰も歯医者じゃガムを買わなくなりますよね(笑)

まあ当院では現在ガムは販売していないのでいいのですが・・・

モンデリーズ・ジャパンさん

今度の歯科医院専用品には「CPP-ACP」を何倍配合してくれるんだろね! ( ´∀` )

 

休診のお知らせ

8月 6th, 2018

 

 

8月8日(水)から8月13日(月)まで

夏季休暇のため

休診させていただきます。

尚、14日より診療いたしますので

普段なかなか治療に通えない患者さまの

集中治療を受け付けております。

短期間で徹底的に治します。

まだまだ予約に空きがございます。

WEBやお電話でご予約ください。

お待ちしております。

毛沢東のお話

7月 23rd, 2018

「毎日ブラシで歯を磨いてください。歯垢が溜まってしまいます」
「イヤだ!」
これは、歯科医院での歯医者と患者の小学生とのやりとりではない。

駄々をこねて歯磨きを拒んでいるのは

中華人民共和国の「建国の父」と称された初代国家主席・毛沢東だ。

毛沢東と言えば、賛否両論こそあれ、中国の共産主義を主導し

その近代化を推し進めた人物。

一方で、文化大革命に象徴されるように、徹底的な抑圧体制を敷き

自身に対する反対勢力には執拗なまでに粛清を繰り返した独裁者としても知られる。

そんな毛沢東が唯一放任していたのが、彼自身の「口内」だった。

中国の山奥の田舎村出身の毛沢東には

子どものころから歯を磨く習慣が無かったと言われている。

起床後お茶で口をゆすぎ、そのまま飲み干すと、お茶の葉を噛む。

革命家として成り上がり、大国のトップとなった後でも

この独特の口内洗浄法だけは変わることはなかった。

当然、歯の状態は悪化していった。

主治医によれば、中華人民共和国を建国した55歳頃に検診をすると

「まるで口内に緑色のペンキが塗ってあるよう」だったという。

慌てた主治医が歯ブラシを渡そうとすると

毛沢東は憮然とした表情でこう言い放った。

「虎は決して歯を磨かない。それなのに虎の牙はなぜ鋭いのか」

この「謎理論」には主治医もかける言葉が見つからず

結局、そのまま歯が磨かれることはなかった。

晩年の毛沢東は、ほとんど「笑わなかった」という。

各国首脳陣との対談の様子を見ても

笑顔を見せている写真はほとんど存在しない。

だが、それは彼が不愛想だったからではない。

上顎の歯が一本残らず抜け落ちていたことを覆い隠すためだった。

見た目には誤魔化せても、その口臭は凄まじく

指令を出すたびに漂う悪臭には、周囲も悩まされていたとか。

しかし日本の政治家も似たようなものだったのかもしれない

アメリカの国務長官だったキッシンジャーが後の回想録の中で

“日本の政治家の口の臭さと歯の汚さには閉口する”と語っていた。

今はそんなことはないだろう と 思いたい!

現代、エチケットに鈍感な方にこの国を任せるのはとても心配である。

 

 

言い伝えのお話

7月 6th, 2018

 

古今東西、歯にまつわる言い伝えや記述は

いろいろな形で残されています。

例えば古代エジプトのパピルスには

すでに歯みがきの処方について記述がありました。

インドでもあのお釈迦様が

「朝はやく起き、虫食いのない木を使って歯をみがきなさい」

と啓蒙していた痕跡があります。

当時の仏典にこのような記述があることから

お釈迦様の言葉として伝えられてきたといいます。

ところで、「歯をみがく」という考え方は

仏教の伝来とともに日本に輸入されたそうです。

6世紀の中頃に輸入された仏教がやがて平安朝のころになると

加治祈祷の儀式で人心を得た密教にも発展

その儀式のなかに楊枝の儀式というものがあって

それが民間への歯みがき奨励に大きな役割を果たしたと伝えられています。

このように、歯みがきは時代を超え

民族を超えてその大切さが伝えられてきたようです。

ガリガリするお話

6月 18th, 2018

 

 

せんべいは10Kg

フランスパンは30Kg

そして歯ぎしりが60Kgから80Kg

これはそれぞれ噛むための力です!

歯ぎしりにはこれだけ強い力がかかっているのですから

歯が欠けたり折れたりしても不思議でありません。

歯ぎしりには三つの「型」があるようです。

歯をすりあわせるギシギシ型(グラインディング)

食いしばるガリガリ型(クレンチング)

そしてカチカチ鳴らすカチカチ型(タッピング)

ギシギシ型は虫歯のつめものが合わないことが主な原因

ガリガリ型はストレス

カチカチ型はその二つの原因が重なって発生するようです。

おやすみになる時は

ナイトガード(マウスピース)を装着する事をおすすめします。

保険点数の改定により以前よりお安く作成することができるようになりました。

あなたの歯型にあったオーダーメイドの物を作成いたします。

詳しくは是非ご相談ください!

6月17日(日) ダイナシティウエストにて

「おくちのけんこうフェスティバル」が開催されます。

入場は無料です。

多くの景品も用意しておりますので

ご家族でお出かけください。

よ坊さんも来るよ!!

 

歯と口の健康週間

5月 21st, 2018

6月4日~6月10日は「歯と口の健康週間」です。

歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに

歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り

併せてその早期発見及び早期治療を徹底することにより歯の寿命を延ばし

国民の健康の保持増進に寄与することを目的としています。

2018年度(平成30年度)は「のばそうよ 健康寿命 歯みがきで」の標語のもと

全国各地で地域住民参加型の各種啓発事業を展開します。

(一社)小田原歯科医師会では6月17日(日)ダイナシティにて

「おくちのけんこうフェスティバル」を開催いたします。

非歯原性歯痛のお話

5月 12th, 2018

むし歯や歯周病などの原因がないのに起こる歯の痛みを

非歯原性歯痛といいます。

非歯原性歯痛は、2014年から国家試験の出題範囲に含まれるようになり

最近になってようやく注目されるようになりました。

ではどのような原因で歯が痛く感じるのでしょうか?

いくつかご紹介いたします。

   

1.筋・筋膜性歯痛

簡単にいうと「筋肉痛からくる歯痛」です。

これは関連痛といわれるものです。

2.神経障害性歯痛

いわゆる神経痛と呼ばれるもので

瞬間的に刺されたような激痛が起こる「発作性神経痛」と

じりじりと焼けつくような痛みが

24時間絶え間なく続く「持続性神経痛」に分けられます。

3.神経血管性歯痛

頭痛による関連痛といって良いもので

お口やその周囲に生じる最も一般的な神経血管性頭痛は片頭痛です。

4.上顎洞性歯痛

副鼻腔は風邪などにより炎症を起こすことがあり

鼻からの影響で起きている上顎洞疾患の疾患で歯痛を起こすことがあります。

5.心臓性歯痛

狭心症や心筋梗塞などの疾患に関連した歯痛が数多く報告されています。

6.精神疾患または心理社会的要因による歯痛

精神疾患のなかの身体表現性障害の場合

特に身体化障害や疼痛性障害で歯痛が生じます。

また、統合失調症、うつ病において身体症状として歯痛が出現することも知られています

7.特発性歯痛

明らかな原疾患がはっきりしない歯痛があります。

原因不明の痛み、といえます。

 

以上のように、多くの原因により「歯が原因でない痛み」が生じます。

頭痛、心臓疾患、上顎洞疾患、精神疾患と関連する場合

それぞれの治療を担当する科が異なり

複数の医療機関の受診により加療に時間がかかることが多いです。

特に痛みは量的に測ることが難しく

痛みの表現にも個人差があるため

医療者側の知識・技術にもまして

治療を医療者任せにせず

医療者と協力して痛みに対応していく患者様の姿勢が重要となります。


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