シビレるようなお話
Posted By Dr. Feelgood on 2010年9月29日
むし歯の痛みより
麻酔した時のほうが痛かった!
以前はこんな話をよく聞きました
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しかし、最近では麻酔した事すらわからなかったと言われるくらい
痛くない麻酔へと変わりつつあります
歯肉に注射針をプスッと刺す方法は今も昔と変わりません
表面麻酔(注射針を刺す前に歯肉に塗って粘膜面をしびれさせ刺す時の痛みを軽減する薬)を塗り
細い注射針で体温くらいに温めた注射液(カートリッジ式)を
圧力をかけないようにゆっくりと注入していけば
注射の痛みが軽減できるのは歯科医師なら昔から誰だって知っています
でも最近になって麻酔が痛くなくなったとよく言われるのはなぜでしょうか?
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答えは簡単です
以前は解っていても痛くない打ち方をする歯科医師が少なく
最近はそれを普通にする歯科医師が増えたからです
歯科医院が増え続け過当競争が激しくなっている昨今
痛くすると口コミで評判が悪くなり、他の痛くしない歯科医院に患者様が流れ
自分が食って行けなくなる危機感を個々が感じているのです
金庫が閉まらなくなるくらい儲かっていた時代【週刊実話】wがあったと聞きます
痛くて当たり前、ガマンしろ!
なんて威張っていたんじゃもう・・・
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勿論、昔のように滅菌して繰り返し使う手動ポンプ式の注射器ではなく
細く丈夫で切れの良い使い捨ての針を付け
無理な圧力がかからない電動コンピューター制御の注射器を
使用している歯科医院が多くなっていますから
当然、誰が打っても痛みは少なくなったのでしょう
しかし
切磋琢磨して技術を磨かないと、患者様が来てくれないということを
身にしみて感じることで、更なるレベルアップに繋がればと思います
https://youtu.be/ZWhwylZDFf0





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