爪もののお話
Posted By Dr. Feelgood on 2013年1月17日
治療中に光みたいなのをを当てるのは
ありゃいったい何ですか?
年末年始に飲み歩いていると
一番多く聞かれた質問です
以前“オレンジ色の憎い奴”のお話でもご説明しましたが
あの光は
光照射器による可視光線の
限りなく透明に近い!? ブルーの光です
光で材料を固めるために使っています
歯科治療の多くの材料は
光重合レジンと呼ばれる
歯に詰めるプラスチックや接着剤の一部など
光を触媒として硬化させる物が多いのです
歯を削って白い詰め物をする場合
むし歯の部分を削ってレジンを詰め
形を整えてから光照射を行います
光を使って材料を固めるということは
逆に言うと
光があたらなければ固まらない
ということであり
お口の中で作業がしやすい事が
大きなメリットです
近年ネイルサロンで用いられている
ジェルネイルと呼ばれるものは
歯科の技術が応用されています
先日、長女のネイルで遊んでみましたが
家庭用のネイルポットだと
硬化・乾燥に120秒もかかるものが
歯科の照射器だと
5秒でバッチリ!ガッチリ!でした
もちろん 目の保護に
オレンジ色の憎いやつをお忘れなく!
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