睡眠時無呼吸症候群のお話
Posted By Dr. Feelgood on 2013年7月24日
医科の先生から
『睡眠時無呼吸症候群』(SAS)の診断をうけた患者さまの
マウスピースを作成しております
ギルミノー博士によって
睡眠時無呼吸症候群は
「ひと晩7時間の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上認められるか
あるいは一時間当たりの睡眠中に10秒以上の無呼吸が5回以上あるもの」
と定義されています
高血圧、不整脈、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞等の
循環器疾患との関連も指摘され
また、日中の眠気による交通事故、労災災害
仕事や学業の低下など、社会的な問題も懸念されています
治療方法には
呼吸器内科のnasal-C-PAP療法(睡眠時に酸素マスクを着用する)
耳鼻咽喉科の手術療法(気道を確保するための手術)
スリープスプリントとよばれる歯科装置(マウスピース)を使用する方法
があります
我々歯科医が行うのは
この歯科装置(マウスピース)を使用する方法です
患者さま個々の歯列にあわせてカスタムメイドされた装置で
口腔内へマウスピースを装着し、下あごを前に出すことで
睡眠中の気道の閉塞を防止する方法です
口腔内装置は、他の治療方法に比べ体への負担が少なく
携帯も可能なので、出張中や旅行中などにも便利です
医科の先生による診断後にご紹介いただいた患者さまが
保険適用となりますので
まずは呼吸器内科・耳鼻咽喉科などを受診されたうえで
紹介状をお持ちいただきご来院ください
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