乾いているお話
Posted By Dr. Feelgood on 2013年10月9日
お口の中が乾いていると
むし歯になりやすく
治療をしても治りにくい傾向があります
お口の中が乾く大きな原因は
だ液の少なさです
だ液腺は自律神経に支配されています
自律神経には
交感神経と副交感神経があり
緊張によって交感神経が優位になると
だ液が出にくくなります
これが口腔乾燥症(ドライマウス)です
ですから拒食症などになると
不安やストレスが交感神経を刺激し続ける事で
口の中が乾ききってしまうのです
だ液には洗浄、抗菌作用があるため
口の中が乾くと
細菌やウイルスが体内に入りやすく
むし歯はもちろん、あらゆる病気に感染しやすくなります
口の渇きは拒食症に限らず
特に高齢者に多いのは薬の副作用です
高血圧の治療によく用いられる
血圧のお薬(降圧剤)や
おしっこを出やすくするお薬(利尿剤)
抗不安薬、睡眠薬などは
だ液の量を減少させる作用があります
そして、お口の中が乾くと口臭の原因にもなります
いずれにせよ
だ液を分泌させる基本は咀嚼です
よく噛んできちんと食べることは
だ液を充分に出すためにもとても重要な事です
お口の乾きやすい方は是非ご相談ください
Comments
Leave a Reply