再生実験のお話
Posted By Dr. Feelgood on 2017年3月31日
岡山大学の窪木拓男教授らは理化学研究所と共同で
歯のもとになる細胞からイヌの歯をつくる実験に成功した。
今後、iPS細胞などから人の歯を再生する歯科治療などにつなげる考えだ。
16日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。
研究チームは、生後30日のビーグル犬の子犬の口から
乳歯の下にある、将来永久歯に成長する2種類の細胞を取り出した。
これを組み合わせて実験室で培養し
細胞の塊をつくって同じ子犬のあごへ移植した。
半年後には天然の歯と同様、あごの骨に根を張った歯が成長した。
エナメル質などの構造や、歯根を保護する膜も正常にできていることを確認した。
これまでマウスで歯を再生した実験はあったが、マウスはげっ歯類で
人間とは歯の生え方が大きく異なる。
生え方がより人に近いイヌで成功したことで
今後、人の歯の再生治療の実現にはずみがつきそうだ。
今回はもともと歯に育つ細胞を使ったが
研究チームは今後、体の様々な組織の細胞になることができる
iPS細胞などから歯を育てる手法の開発を目指す。
(日本経済新聞より)
https://www.youtube.com/watch?v=z1DT8HZI5vQ
歯の再生はみんなが待ち望む新技術ですね
早く実現してほしいですよ
コメントありがとうございます。確かにそうですね。
ips細胞は目の方はかなり具体化されていますが
歯の方はもう少し時間がかかりそうですね。