ガイコツのお話
Posted By Dr. Feelgood on 2011年1月18日
外骨症(がいこつしょう)というものがあります
よく患者様がびっくりして駆け込んできます
「なんか口の中に硬い膨らみを発見した ガンじゃないですか?」と
拝見しますと、“骨隆起”であることが多いです
下顎隆起、口蓋隆起、多発性外骨症などがあります
遺伝的・環境的要素と、かみ合わせの力が顎骨に伝わって
ひずみが生じ、その結果として骨が膨らむと考えられています
男性よりも女性に多く見られ、年齢的には、幼少期に認められることはほとんど無く
加齢とともに出現し、隆起が著明になってくるのは40歳以降といわれています
病的なものでは無いので、治療の必要はありませんが
義歯を作製する時に邪魔になったり
食事の時に固い食べ物が当たって、傷つきやすかったりする場合は
除去手術をすることもあります
患者様には「え~これは外骨症の一種で~・・・・」なんて説明をはじめますと
心配になったら一度お診せください
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