無計画停電中の過ごし方
Posted By Dr. Feelgood on 2011年3月22日
停電の影響で生活のリズムが狂っている
土、日でなくてもやる日もあればやらない日もある
同じグループでもやる場所と全くやらない場所がある
不公平だと言ったら
また細かくグループ分けするとか何とか??
診療する側も患者様も
何だかはっきりしない無計画停電に振り回されっぱなしだ
時代は “ソーラーじゃけん”

というわけで
太陽光発電システムで停電後も診療室のブレーカーをオフにして
パワーコンディショナーに付属したコンセントに直接電源コードを差し込み
「自立運転」機能に切り替えれば
停電中の3時間くらいはコンプレッサーも回せ、診療も問題なくできるはずだ
ところが
残念ながら杉山歯科医院の屋上に
ソーラーパネルは付いていない![]()
まあ仕方がない
長い人生ではこんな時期もある
被災地はもっと辛いはずだ
今後、ちょくちょく訪れるであろう停電時間を有意義に使おうと思う
早速、今日は家族全員が家にいたので
家具の固定や、安全確保、非難経路のチェック
何か災害があったときに家族の落ち合う場所を決めたりした
その後、子供たちはDS、親は携帯でワンセグなど充電機器へと・・・
それではいけない、こういう時こそ家族の絆を
っと考えたのが
長女が生まれた時に買ったSONY ハンディカム

ガシャッとテープ式の旧タイプだが
3時間録画の重たい大型バッテリー搭載
生まれた時から現在に至るまで
撮るは撮ったでほとんど見ていない
たぶん後で見返したものは8年間で10本に満たないであろう
80本近い録りためたテープが、引き出しにぎっしり収まっている
そこから適当に一本を取り出して、ビデオカメラにセットし再生ボタンON
もちろんテレビは点かないから大画面では観れない
カメラの小さなモニターを家族みんなで覗き込む
頬と頬を寄せ合ってケラケラ笑いながら・・・
どっぷりと思い出の時間に浸っていると
パッと天井の電気が点いた
あっという間の数時間である





Comments
Leave a Reply