8020運動のお話
Posted By Dr. Feelgood on 2015年7月31日
8020運動とは
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
平成元年にスタートし
今も厚生労働省と日本歯科医師会が推進しています。
その根拠となっているのが
歯の本数と咀嚼する能力に関する調査。
20本の歯が残っていれば
硬い食品でもほぼ満足に噛めることが報告されているのです。
生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえることは
生活の質を高く保つためにもとても大切な条件です。
実際に、8020を達成した人は
達成できなかった人よりも生活の質を良好に保ち
社会活動意欲が強いという調査結果が存在します。
8020の達成率は
運動開始当初は7%程度(平均残存歯数4~5本)でしたが
現在では40%に迫り
80歳での平均残数も5.9本から13.9本まで増えています。
毎日の歯みがきはもちろんのこと
定期健診でしっかりと歯周病予防をして
みなさんも8020を達成し、健康長寿を実現してください。
Comments
Leave a Reply