過剰なお話
Posted By Dr. Feelgood on 2016年12月13日
歯科医師が2029年に約1万4000人過剰となるという推計を厚生労働省がまとめた。
厚労省は文部科学省と連携し
歯学部定員の削減や国家試験の合格基準引き上げを検討する。
歯科医師は14年で約10万人おり
20年間で約2万人増えた。開業する歯科医師も多く
診療所数は約6万9000で
「(5万店超の)コンビニエンスストアより多い」と指摘される。
競争激化から診療所の経営が厳しさを増す中
不必要な診療が行われたり治療が長引いたりする懸念がある。
厚労省は、将来の歯科医師の過不足を把握するため需給見通しを試算した。
現行の歯科医師数や国家試験の合格者数から
将来の歯科医師数を推計。
少子高齢化を踏まえた推定患者数や歯科医師が1日に診る患者数などから
必要となる歯科医師数を算定した。
1日に診る患者数を厚労省や日本歯科医師会の調査を基に3段階で想定すると
17年は3100人不足~1万5600人過剰
29年は600~1万8100人過剰と幅が出た。
厚労省の有識者検討会が、中間的な想定が精緻で妥当と結論づけたため
最終的な推計値は17年で1万1300人、29年で1万4100人過剰になるとされた。
(読売新聞より)
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