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歯型 > DNAのお話

Posted By on 2016年3月15日

 東日本大震災で亡くなった岩手、宮城、福島3県の犠牲者の身元確認は

歯型鑑定によるものがDNA鑑定の約7倍だったことが

12日、警察庁への取材で分かった。

震災では家族全員が亡くなったり、家が流されたりしたため

DNAを照合する試料が得られにくかった。

未曽有の大災害に効果を示したことで

各地の歯科医師会などが歯科情報を長期間

安全に保管する取り組みを始めている。

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 警察庁の2月末現在の集計によると

3県で身元を確認した遺体は1万5749人。

そのうち1万3955人(88.6%)は身体的特徴や所持品が身元確認につながった。

歯型による鑑定は1248人(7.9%)で

DNA型は173人(1.1%)、指紋・掌紋は373人(2.4%)だった。

 3県警によると、震災直後は身体的特徴や所持品で十分確認できたが

時間とともに顔や指紋では判断できないケースが増加。

変化しにくい骨から採取できるDNAや歯が鑑定に使われた。

 しかし、DNAで身元を特定するには

家に残された髪の毛や皮膚片などの試料が欠かせない。

震災では、自宅ごと流されて得られないことが多かった。

歯型は、かかりつけの歯科医院に情報が残っていた。

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 南海トラフ地震による津波被害が想定される岡山県の県歯科医師会は

津波などの災害に備えて内陸の銀行に預けようと

患者の同意を得た上で歯科情報をUSBメモリーに記録して保管している。

 歯型の照合システムを作成し

宮城県で県警とともに犠牲者の特定作業に携わった

東北大の青木孝文教授(情報科学)は

「全国の歯科医院は6万以上。その情報は災害時

大きな身元確認の根拠となるはずだ」と話している。

 

つまずくお話

Posted By on 2016年3月14日

文科省の「歯学教育の改善・充実に関する調 査研究協力者会議」で

示された資料「最低修業年限での歯科医師国家試験合格率」によると

平成21年に歯科大学・歯学部に入学した者のうち

留年浪人もせずに歯科医師国家試験に合格できたのは

48.9%

 

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現在は、約半分の学生が歯科大学に入学しても

どこかでつまずき

スムーズに6年間で歯科医師になれないようです。

歯科医を目指す子供たちにとっても

その親たちにとっても厳しい時代になりました。

歯周病予報のお話

Posted By on 2016年3月1日

慢性の歯周病患者に起きる痛みや腫れの症状は

気温や気圧に大きな変化があった後に出やすいことを

岡山大の森田学教授(予防歯科学)らのチームが27日までに突き止めた。

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 天候変化が病気に影響することは神経痛やうつ病

頭痛などでも知られ、チームは「歯周病でも症状の発生が予測できれば

患者の生活の質向上に役立つ」と説明する。

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 チームは、岡山大病院を受診した慢性歯周病患者約150人の症状出現と

岡山地方気象台の約2年間の天候データを比較。

気圧が急激に低下した2日後と

1時間ごとの気温の上昇が大きかった翌日に発症することが多いと分かった。

 天候変化が、交感神経やホルモン分泌に影響を及ぼしたり

歯周病の原因菌増殖に関与したりした可能性が高いという。

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 チームによると、40歳以上の日本人の歯周病罹患率は8割を超える。

 竹内倫子助教は「症状が悪化する詳しい仕組みはまだ分からないが

研究を進め

将来は天気予報のように悪化を予測する『歯周病予報』を出したい」と意気込む。

骨の折れるお話

Posted By on 2016年2月15日

記憶や判断力などに障害が起きる

認知症の患者は約460万人(2012年、厚生労働省調べ)

歯と認知症の関連を調べるため

山本龍生・神奈川歯科大教授(社会歯科学)らは

愛知県内に住む65歳以上の高齢者4425人を対象に

4年間追跡した国の研究班の調査結果を分析した。

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その結果

歯がほとんど残っていない人(0〜9本で、義歯の使用なし)は

歯が20本以上残っている人に比べ、認知症の発症リスクが1.85倍も高かった。

食べ物をかむ能力で見ると、あまりかめない人の発症リスクは

なんでもかめる人に比べ、1.25倍と高かった。

 一方、歯がほとんどなくても義歯を使用している人の発症リスクは

1.09倍と低く、義歯を使って、かむことがとても重要だと分かった。

さらに、対象者を絞って3年間追跡し

3年後に「過去1年間に2回以上、転倒したか」を尋ね

歯の本数と転倒との関連も調べた。

歯が19以下で義歯もない人は、歯が20本以上ある人に比べ

転倒するリスクが2.5倍と高くなることが分かった。

 転倒と歯の関係については、若井建志・名古屋大教授(予防医学)らが

日本の50歳以上の歯科医師9992人を平均6年間追跡した調査結果もある。

追跡期間中、大腿骨を骨折した歯科医師は20人いた。

歯の本数が0〜8本の人は、19〜28本の人に比べ

骨折リスクは約5倍も高かった。

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このような調査結果が先日毎日新聞に掲載されていました。

 やはり歯を失うと、かむことによっての脳への刺激が減り

 脳の機能が低下して認知症になる確率が増えるようです。

 そして、歯を失うと踏ん張りがきかなくなり

 体のバランスが悪くなり転びやすくなるのでしょう。

 大腿骨の骨折でご苦労されているご高齢の患者様も多々見うけられます。

 残念ですが歯を失っってしまったら義歯を入れ

 しっかり食いしばれるお口の中にすることが

 健康にお過ごしいただくための最大の予防法です。

遺伝子解明のお話

Posted By on 2016年1月27日

奥羽大(郡山市)の大島光宏薬学部教授を中心とした研究グループは

これまで解明されていなかった歯周炎の原因となっている遺伝子を突き止めた。

歯周炎治療についてはこれまで、歯周病菌を防ぐ「抗菌」や「抗炎症」など

対症療法に限られていたが原因となる遺伝子が判明したことで

世界初の治療薬開発に向けて一歩前進した。

歯周炎は、歯と歯を支える骨の間のコラーゲンが破壊されることで起こり

歯が抜ける大きな原因の一つ。

大島氏は研究で、歯周炎は歯肉にある「線維芽細胞」に原因があることを解明。

最近の実験では、この細胞が歯と骨の間のコラーゲンを破壊する過程で

どのような遺伝子が働いているのかを網羅的に調べ、22個の遺伝子を選び出した。

その中で、コラーゲンが壊れる際には

「FLT1(フリットワン)」と呼ばれる遺伝子が最も多く現れた。

この遺伝子に着目して解析を進めたところ

原因遺伝子の働きを抑えることで

コラーゲンの分解も抑制できることが判明。

原因遺伝子を抑える薬が歯周炎の治療薬になることを立証した。

 

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開発を視野に入れる治療薬としては

歯茎など局所に張り付けるタイプでの導入が想定され

飲み薬への展開も期待できる。

今後、国レベルのプロジェクトの補助が受けられる可能性もある。

また、原因細胞自体を発生させないための研究も進めている。

大島氏は「より安全な薬を探し最適な投与方法を見つけたい」

と研究への意欲を語る。

研究は大島氏が中心となり、奥羽大や日大、東大などの大学と

米、スウェーデン、ドイツの大学や研究機関が共同で進めている。

国から助成金のほか、県の医療福祉機器開発事業補助金を活用して行った。

治療薬開発にはさらに研究を重ね、国から認可を受ける必要がある。

福島民友新聞より

歯胚分割技術のお話

Posted By on 2016年1月13日

理化学研究所は2015年12月24日

マウスをモデルにした研究で

歯のもととなる原基(歯)の分割操作を行うことにより

ひとつの歯胚から複数の歯胚を発生させる「歯胚分割技術」を開発したと発表した。

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歯の喪失に対する治療としては、入れ歯やブリッジ

インプラントといった人工物による代替治療が行われ

咀嚼機能を回復する有効な医療技術として確立している。

しかし、これらの治療法だけでは

歯の生理的機能を完全に回復することが難しいため

より生物学的な機能を付加し

周囲の組織と連携して機能する「歯科再生治療」の開発が期待されている。

現在、歯科再生治療としては

自身の機能していない歯を歯の欠損部に移植し

歯の生理機能を回復する自家歯牙移植や

幼弱な発生段階の自家歯胚を移植し

歯を発生させる歯胚移植治療が行われている。

これらの治療法は、有用な歯科再生治療として注目されているが

ひとつの個体が持つ移植可能な歯や歯胚には限りがあるため

歯胚の数を増やす技術の開発が望まれていた。

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共同研究グループは今回、歯胚の分割操作を行うことにより

ひとつの歯胚から複数の歯胚を発生させる歯胚分割技術を開発。

この技術を用いて実験を行ったところ、複数の歯胚が正常に発生し

天然の歯と同等の構造を持った歯が再生されたとしている。

これら再生歯は、矯正力(歯列矯正の際に加える力)を加えることによって

「骨リモデリング」を介した歯の移動が可能で

中枢に伝達して痛みなども感知する神経機能を持っており

機能的にも天然歯と同等だったことも示された。

今後、この方法をヒトに応用することで

先天性歯胚欠損や歯の喪失患者の自己歯胚を用いて

免疫学的拒絶反応を受けることがなく

歯の数を増やせる可能性が示唆され

臨床応用に近い歯科再生療法へと発展することが期待されるとしている。

Rock ‘n’ Roll Suicide

Posted By on 2016年1月12日

 

この歌と出会わなければ

今のボクはどこにいたのだろうか?

地球に落ちてきたあなたは

星へお帰りになったのですね!

David Bowie ありがとう。

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はぶらしのお話

Posted By on 2016年1月6日

 

23時が過ぎ、ようやく1日が落ち着いた頃の

この時間帯からのテレビはよく観ています。

昨晩からまた新しいドラマが始まりました。

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「歯ブラシあるかな?貸してもらえるっ?」

こんなところからお話しは始まります。

原作もちょっと怖いです。

ドラマにも原作を超えたイライラ感に期待大です。

あけましておめでとうございます

Posted By on 2016年1月1日

 

 

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年末年始 休診のお知らせ

Posted By on 2015年12月25日

年内の診療は12月28日(月)の午前中までとなっております。

お辛い方は朝お電話いただければ拝見いたしますので

早めにご連絡をお願いいたします。

12月29日(火)から新年1月4日(月)まで休診させていただきます。

尚、ホームページでの予約は休診日でも随時行っています。

また、急患の方は

小田原市休日急患歯科診療所を受診してください。

12月29日(火)から1月3日(日)まで休日診療を行っています。

(医)杉山歯科医院は

1月5日(火)午前9時30分より診療を行います。

2016年が皆様にとって

素晴らしい年になりますことを

心よりお祈りいたします。