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遺伝子解明のお話

Posted By on 2016年1月27日

奥羽大(郡山市)の大島光宏薬学部教授を中心とした研究グループは

これまで解明されていなかった歯周炎の原因となっている遺伝子を突き止めた。

歯周炎治療についてはこれまで、歯周病菌を防ぐ「抗菌」や「抗炎症」など

対症療法に限られていたが原因となる遺伝子が判明したことで

世界初の治療薬開発に向けて一歩前進した。

歯周炎は、歯と歯を支える骨の間のコラーゲンが破壊されることで起こり

歯が抜ける大きな原因の一つ。

大島氏は研究で、歯周炎は歯肉にある「線維芽細胞」に原因があることを解明。

最近の実験では、この細胞が歯と骨の間のコラーゲンを破壊する過程で

どのような遺伝子が働いているのかを網羅的に調べ、22個の遺伝子を選び出した。

その中で、コラーゲンが壊れる際には

「FLT1(フリットワン)」と呼ばれる遺伝子が最も多く現れた。

この遺伝子に着目して解析を進めたところ

原因遺伝子の働きを抑えることで

コラーゲンの分解も抑制できることが判明。

原因遺伝子を抑える薬が歯周炎の治療薬になることを立証した。

 

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開発を視野に入れる治療薬としては

歯茎など局所に張り付けるタイプでの導入が想定され

飲み薬への展開も期待できる。

今後、国レベルのプロジェクトの補助が受けられる可能性もある。

また、原因細胞自体を発生させないための研究も進めている。

大島氏は「より安全な薬を探し最適な投与方法を見つけたい」

と研究への意欲を語る。

研究は大島氏が中心となり、奥羽大や日大、東大などの大学と

米、スウェーデン、ドイツの大学や研究機関が共同で進めている。

国から助成金のほか、県の医療福祉機器開発事業補助金を活用して行った。

治療薬開発にはさらに研究を重ね、国から認可を受ける必要がある。

福島民友新聞より

歯胚分割技術のお話

Posted By on 2016年1月13日

理化学研究所は2015年12月24日

マウスをモデルにした研究で

歯のもととなる原基(歯)の分割操作を行うことにより

ひとつの歯胚から複数の歯胚を発生させる「歯胚分割技術」を開発したと発表した。

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歯の喪失に対する治療としては、入れ歯やブリッジ

インプラントといった人工物による代替治療が行われ

咀嚼機能を回復する有効な医療技術として確立している。

しかし、これらの治療法だけでは

歯の生理的機能を完全に回復することが難しいため

より生物学的な機能を付加し

周囲の組織と連携して機能する「歯科再生治療」の開発が期待されている。

現在、歯科再生治療としては

自身の機能していない歯を歯の欠損部に移植し

歯の生理機能を回復する自家歯牙移植や

幼弱な発生段階の自家歯胚を移植し

歯を発生させる歯胚移植治療が行われている。

これらの治療法は、有用な歯科再生治療として注目されているが

ひとつの個体が持つ移植可能な歯や歯胚には限りがあるため

歯胚の数を増やす技術の開発が望まれていた。

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共同研究グループは今回、歯胚の分割操作を行うことにより

ひとつの歯胚から複数の歯胚を発生させる歯胚分割技術を開発。

この技術を用いて実験を行ったところ、複数の歯胚が正常に発生し

天然の歯と同等の構造を持った歯が再生されたとしている。

これら再生歯は、矯正力(歯列矯正の際に加える力)を加えることによって

「骨リモデリング」を介した歯の移動が可能で

中枢に伝達して痛みなども感知する神経機能を持っており

機能的にも天然歯と同等だったことも示された。

今後、この方法をヒトに応用することで

先天性歯胚欠損や歯の喪失患者の自己歯胚を用いて

免疫学的拒絶反応を受けることがなく

歯の数を増やせる可能性が示唆され

臨床応用に近い歯科再生療法へと発展することが期待されるとしている。

Rock ‘n’ Roll Suicide

Posted By on 2016年1月12日

 

この歌と出会わなければ

今のボクはどこにいたのだろうか?

地球に落ちてきたあなたは

星へお帰りになったのですね!

David Bowie ありがとう。

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はぶらしのお話

Posted By on 2016年1月6日

 

23時が過ぎ、ようやく1日が落ち着いた頃の

この時間帯からのテレビはよく観ています。

昨晩からまた新しいドラマが始まりました。

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「歯ブラシあるかな?貸してもらえるっ?」

こんなところからお話しは始まります。

原作もちょっと怖いです。

ドラマにも原作を超えたイライラ感に期待大です。

あけましておめでとうございます

Posted By on 2016年1月1日

 

 

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年末年始 休診のお知らせ

Posted By on 2015年12月25日

年内の診療は12月28日(月)の午前中までとなっております。

お辛い方は朝お電話いただければ拝見いたしますので

早めにご連絡をお願いいたします。

12月29日(火)から新年1月4日(月)まで休診させていただきます。

尚、ホームページでの予約は休診日でも随時行っています。

また、急患の方は

小田原市休日急患歯科診療所を受診してください。

12月29日(火)から1月3日(日)まで休日診療を行っています。

(医)杉山歯科医院は

1月5日(火)午前9時30分より診療を行います。

2016年が皆様にとって

素晴らしい年になりますことを

心よりお祈りいたします。

歯っぴぃ~クリスマス

Posted By on 2015年12月25日

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こんな日に歯が痛くなってしまった

unluckyなあなた!

ささやかですが本日は

ご来院の患者さま全員に

クリスマスバージョンの歯ブラシを

プレゼントさせていただきます。

 

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年末は28日の午前中までの診療です。

すでにネット予約はいっぱいですので

急患はお電話でお受けしています。

 

低所得のお話

Posted By on 2015年12月10日

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昨日のニュースによると

国民の生活習慣などを把握するために厚生労働省が行った調査で

所得によって食事や歯の本数などに差がみられることが分かった。

厚生労働省が去年11月に行った調査によると

所得が600万円未満の世帯の人は、600万円以上の世帯の人と比較して

米やパンなど穀類の摂取量が多く

野菜や肉などの摂取量が少ないことが分かった。

厚労省は、所得の低い世帯の人の方が食事に関する意識が低かったり

時間の余裕がなかったりして

手間のかからない主食中心の食事に偏っているのではないかとみている。

 また、歯が20本未満の人の割合や

習慣的にたばこを吸っている人の割合

健診を受けていない人の割合は

いずれも所得が低い方が高いという結果も出ている。

とのことです。

所得が低いと歯の本数が少ない???

歯科医院にかかれなかったり

健診に行かれなかったりって事なのでしょうか?

どんな調査の仕方をしたのか聞いてみたいです。

600万で線引いちゃうってのもなんだか??

そうなると、今は歯科医師ですら、低所得者の仲間入り!

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確かに、ひとり親などで所得の低い家庭のお子様は

低年齢のうちにむし歯になってしまっているケースは多々あります。

それにしても、何とも腑に落ちない調査結果ですね。

所得じゃなくて意識が低いと歯の本数が少ない!

なら何となく解りますが・・・

師走のお話

Posted By on 2015年12月1日

 

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早いもので、もう師走です。

今月は木曜日は午前診療の日が多く

第2,3週目は歯科医師会行事が立て続けに予定されており

診療室を少し早めに閉めさせていただく事があります。

年内は28日(月)の午前中まで診療をいたしますが

お口の中も大掃除したい!

お正月に歯が痛くなったら嫌だな!

っと思われたら、早めの来院をお願いいたします。

ネットからの予約がいっぱいの時は、お電話してください。

お待ちしております。

 

ゲゲゲのお話

Posted By on 2015年11月30日

「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」は

子供の頃、何度も観ました。

今でも強烈に覚えている作品がいくつもあります。

水木しげる先生のご冥福をお祈りいたします。