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ユメノートのお話

Posted By on 2015年4月3日

日本歯科医師会×Greeeen

日本歯科医師会主催プレスセミナーが

4月1日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催され

日歯キャンペーンソングとして

人気ボーカルグループGReeeeNによる楽曲『ユメノート』が発表された

GReeeeNは4人全員が歯科医師で、2007年にメジャーデビュー

ヒット曲『キセキ』は2009年春の選抜の入場行進曲に採用された

医療との両立を考え、顔を出さずに音楽活動をしていることで知られているが

4人の活動拠点が北海道、福島、沖縄と離れているため

創作活動はインターネットを利用するクラウドコンピューティンググループの先駆けでもある

『ユメノート』は日本歯科医師会ホームページに期間限定で公開されている

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日本歯科医師会のホームページ

 

 

 

 

 

歯科医師国家試験のお話

Posted By on 2015年3月22日

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3月18日、第108回歯科医師国家試験の合否結果が

厚生労働省および地方厚生局にて発表されました

総出願数は3,695人、総受験者数は3,138人、総合格者数は2,003人で

新卒・既卒合計の全体合格率は63.8%(前回63.3%)と

前回より僅かに上昇したものの昨年に続き非常に厳しい結果となりました

新卒の合格率は73.0%(前回73.3%)と前回より僅かに低下し

大学別では、東京歯科大学の全体(新卒・既卒合計)93.5%および新卒94.0%が

国立を含めても唯一90%台の合格率でした

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私の受験した平成元年は

総受験者数は3,851人、総合格者数は3,576人で

新卒・既卒合計の全体合格率は92.9%でしたから

今はだいぶ狭き門になりました

厚労省は歯科医師の数を減らそうと必死のようですが

国家試験で足きりするのはかなり酷ですよね

自分の時代でも必死でしたが

今思うと随分と良い時代に歯科医師になったもんだと

つくづく思わされました

https://youtu.be/g7246si4eFY

12歳臼歯のお話

Posted By on 2015年3月6日

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岡山大学の森田学教授・大森智栄大学院生らによる研究グループは

12歳臼歯(最も奥に生える歯)の生え方に異常がある大学生は

かみ合わせの異常が多いことを明らかにした

一番奥の歯は12歳頃に生えるため12歳臼歯と呼ばれているが

これまでの研究で、18~19歳の大学生でも

正常に生えていないケースが10%程度いることが分かっている

今回の研究では、18〜19歳の大学生2205人を対象に調査を行ったところ

12歳臼歯が1本以上生えていない者は18人(0.9%)

生える方向・位置が正常でない者は240人(12.4%)いることが分かった

さらに、12歳臼歯の生え方に異常(まったく生えていない・正常に生えていない)があることで

「かみ合わせの異常」が男性で3.9倍、女性で3.2倍増えることも明らかになった

今後は、幼少期にかみ合わせを正常にすることで

適正な時期・場所に歯が生えるようにできると期待されている

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かみ合わせの悪い者は正常なかみ合わせの者と比べて

12歳臼歯の生え方が異常(まったく生えていない・正常に生えていない)になるリスクが

有意に高いという結果が出た(岡山大学の発表資料より)

なお、この内容は「口腔衛生学会雑誌」に掲載された

ドキドキするお話

Posted By on 2015年2月10日

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麻酔をすると

心臓がドキドキするのですが・・・

患者さまからそのようなお話をよくうかがいます

これは

麻酔薬の中に入っている

血管収縮薬であるエピネフリン(アドレナリン)の影響だと思われます

麻酔薬の中には通常

麻酔の効き目を高めるために

血管収縮薬が入っています

この薬は文字通り

血管を収縮させる作用があるので動悸がしやすくなります

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映画やテレビなどで

怖いシーンやハラハラするシーンなどを見ていると

心臓がドキドキしますよね

これは副腎髄質からアドレナリン というホルモンが体内に分泌されるからです

このアドレナリンが麻酔薬に含まれているのです

増してや歯科治療の場合は

治療に対する恐怖心や緊張もあり

よりドキドキ感が倍増してしまう事が多いのでしょう

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それほど心配することはありませんが

以前に麻酔をしてドキドキが強烈で

怖い思いをしてしまった経験のある患者さまは

スタッフや私にドキドキしやすい体質だと伝えてください

そのような患者さまには

血管収縮薬の入っていない麻酔薬を使用し

より注意深く麻酔をするようにしています

そうすればきっとドキドキがいつもより穏やかになるはずです

ご安心ください

デコレーションケーキのお話

Posted By on 2015年2月6日

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『アクアフレッシュ エクストリームクリーンホワイトニング+』

くれぐれも召し上がらないようお気をつけください

 

https://youtu.be/fA-T8XbhrPE

失くしたお話

Posted By on 2015年1月22日

この度京都大学の研究グループが

30〜75歳の日本人8000人以上を対象に

外傷や歯列治療とは関係なく

虫歯や歯周病など炎症を起こす病気のために

歯を失ったことと動脈硬化との関連性を検証した

歯科検診、心臓や血管の病気を調べる検査を実施し

動脈硬化については、腕と足首の間の波動の伝わり方から計測する

「心臓足首血管指数(CAVI)」で調べたという

年齢、性別、BMI、喫煙、ヘモグロビンA1c(HbA1c)

インスリン/低血糖薬の服用歴による影響を調整して分析した結果

女性よりも男性が歯を失った場合に

CAVIで調べた動脈硬化が加速すると分かった

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英国のロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの

疫学・公衆衛生学部の研究グループが

英国の60歳以上の約3200人を対象として

全歯を失っていることの影響を10年間にわたって検討した

2002年から2013年にかけて

調査に入ってもらった時点で全歯が欠損していたかを確認し

その後の歩行の能力、記憶との関連性について分析している

結果として、全歯欠損があると

歩行スピードが1秒当たり9cmというペースで落ちると分かった

単語の記憶も10の単語を思い出してもらうテストで

1語程度、記憶している単語が少なくなると分かった

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いずれのデータも

歯を失うということは全身への影響が多大であるということを

再認識させられる重要な報告であった

歯の重要性を失う前にしっかり理解していただけるようにと

毎日、診療に勤しんでおります

何でもご相談ください

リフォームのお話

Posted By on 2015年1月7日

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昨年の暮れに

院内にある3ヶ所のお手洗いを

すべてリフォームいたしました

タンクレスで静音・節水型

全自動おそうじトイレ 「アラウーノ」

なかなかの優れ物です

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これからも患者さまにとって

杉山歯科医院が安心して通いやすい場所であるようにと

いろいろと研究・改善してまいりますので

本年も宜しくお願い致します

あけまして おめでとうございます

Posted By on 2015年1月1日

本年も(医)杉山歯科医院を

宜しくお願い申し上げます

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年末年始 休診のお知らせ

Posted By on 2014年12月26日

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年内の診療は12月29日(月)の午前10時半までとなっております

お辛い方は朝お電話いただければ拝見いたしますので

早めにご連絡をお願いいたします

 12月30日(火)から

新年  1月  4日(日)まで

休診させていただきます

尚、ホームページでの予約は

休診日でも随時行っています

また、急患の方は

小田原市休日急患歯科診療所

受診してください

12月29日(月)から1月4日(日)まで

休日診療を行っています

(医)杉山歯科医院は

1月5日(月)午前9時30分より

診療を行います

2015年が皆様にとって

素晴らしい年になりますことを

心よりお祈りいたします

インフルエンザのお話

Posted By on 2014年12月18日

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インフルエンザに感染する危険性の高い季節になりました

インフルエンザの感染経路は接触感染と飛沫感染です

感染者がくしゃみや咳をした時に手で押さえ

その手で周りのものに触れてウィルスが付き

別の人がそのものに触ってウィルスが手に付着します

その手で口や鼻などを触ると粘膜から感染します

これを接触感染といいます

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飛沫感染は

感染者がくしゃみや咳をつばなどの飛沫と一緒に

ウィルスを放出することで

別の人がウィルスを口や鼻から吸い込んで感染してしまうことです

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このように接触感染、飛沫感染ともに

インフルエンザは口や鼻から感染します

うがいや歯磨きをあまりしない人は口の中が不潔になっているので

むし歯や歯周病などのもとになる菌が増殖して

そこにインフルエンザウィルスが混じり

滞留しやすくなるといわれます

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健康なお口の中はだ液などの自浄作用が働きますが

免疫力が低下している時や

お口の中を不潔にしている時はその機能が低下します

お口のケアを実施した人としてない人のインフルエンザ発症率を比較すると

お口の中をケアした人の発症率が10分の1になったという報告もあります

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※ 「口腔ケアによる細菌性酵素活性の減少とインフルエンザ感染予防」
(阿部修、石原和幸、足立三枝子、佐々木英忠、田中甲子、奥田克爾)より

手洗い、うがいはもちろんですが

歯磨きや舌磨きなどでお口の中を清潔にすることも

インフルエンザを予防する対処法の一つといえます