お歯なしにならないお話 杉山歯科医院院長ブログ
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年末年始 休診のお知らせ
Posted By Dr. Feelgood on 2014年12月26日
年内の診療は12月29日(月)の午前10時半までとなっております
お辛い方は朝お電話いただければ拝見いたしますので
早めにご連絡をお願いいたします
12月30日(火)から
新年 1月 4日(日)まで
休診させていただきます
尚、ホームページでの予約は
休診日でも随時行っています
また、急患の方は
受診してください
12月29日(月)から1月4日(日)まで
休日診療を行っています
(医)杉山歯科医院は
1月5日(月)午前9時30分より
診療を行います
2015年が皆様にとって
素晴らしい年になりますことを
心よりお祈りいたします
インフルエンザのお話
Posted By Dr. Feelgood on 2014年12月18日
インフルエンザに感染する危険性の高い季節になりました
インフルエンザの感染経路は接触感染と飛沫感染です
感染者がくしゃみや咳をした時に手で押さえ
その手で周りのものに触れてウィルスが付き
別の人がそのものに触ってウィルスが手に付着します
その手で口や鼻などを触ると粘膜から感染します
これを接触感染といいます
飛沫感染は
感染者がくしゃみや咳をつばなどの飛沫と一緒に
ウィルスを放出することで
別の人がウィルスを口や鼻から吸い込んで感染してしまうことです
このように接触感染、飛沫感染ともに
インフルエンザは口や鼻から感染します
うがいや歯磨きをあまりしない人は口の中が不潔になっているので
むし歯や歯周病などのもとになる菌が増殖して
そこにインフルエンザウィルスが混じり
滞留しやすくなるといわれます
健康なお口の中はだ液などの自浄作用が働きますが
免疫力が低下している時や
お口の中を不潔にしている時はその機能が低下します
お口のケアを実施した人としてない人のインフルエンザ発症率を比較すると
お口の中をケアした人の発症率が10分の1になったという報告もあります
※ 「口腔ケアによる細菌性酵素活性の減少とインフルエンザ感染予防」
(阿部修、石原和幸、足立三枝子、佐々木英忠、田中甲子、奥田克爾)より
手洗い、うがいはもちろんですが
歯磨きや舌磨きなどでお口の中を清潔にすることも
インフルエンザを予防する対処法の一つといえます
ヤニなるお話 PARTⅡ
Posted By Dr. Feelgood on 2014年12月12日
小田原駅西口の喫煙スポットも
囲いがつけられて少しは体裁良くはなりましたが
タバコを吸わない人間からは
かなりの迷惑スポットであることは間違いありません
何度もお話をしていますが
喫煙と歯周病に密接な関係があります
歯周病は、基本的に細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です
放置すると歯を支える歯肉や骨などが侵され
歯がぐらぐらになって抜け落ちてしまう病気です
一般に喫煙者は非喫煙者に比べて3倍も歯周病にかかりやすく
2倍も多く歯を失っているという報告があります
また、1日あたりの喫煙本数に比例して歯周病が重症化することも分かっています
ではなんで喫煙によって歯周病が悪化するのでしょう
① たばこのニコチンが歯肉の血管を収縮させ
歯を支える組織に必要な酸素や栄養の供給を減らしてしまう
② たばこの有害成分により白血球の機能が低下し
歯周病菌に対する歯肉の防御力が落ちる
③ 喫煙で生じた活性酸素を除去するためにビタミンCが消費されると
歯肉を修復する細胞の働きが抑えられる
以上のような事が考えられます
喫煙が肺がんをはじめとする多くのがんや
心・肺疾患、脳血管障害などの原因であることは常識ですが
歯周病にとってもやはり危険因子なのです
私も20年前までは愛煙家の一人でしたが
今では禁煙をアドバイスしています
今、やめたいやめたいと思いながら
どうしても吸い続けてしまうあなた
とっておきの断煙方法を伝授いたしますよ
再石灰化のお話
Posted By Dr. Feelgood on 2014年11月10日
むし歯は茶色や黒くなるものだと思われがちですが
初期のむし歯は白濁した状態にみられます
歯のエナメル質は健全であれば透明感のある色ですが
初期のむし歯では歯の一番表面ではなく
その下10から20ミクロンのエナメル質内で脱灰が最初に起こります
エナメル質の結晶が崩れて光のくっせつにより白濁として認められるのですが
この時点で、歯の表面にはまだ穴は開いていないのです
しかし、この白濁として認められる初期う蝕は適切な対応があれば
脱灰部分に無機成分(リン酸やカルシウム)が沈着して
元の硬いエナメル質に戻すことができるのです
この減少を再石灰化と呼びます
再石灰化を促進するためには
歯垢の除去
無機成分の供給源であるだ液の分泌を促すこと
フッ化物の継続的使用
専門家による歯面清掃
シュガーレスガムの使用などが勧められています
お子さまの仕上げ磨きのときに
シロっぽい汚れがなかなか落ちないなぁ
っと感じたら
早めの受診が大切です
いい歯の日のお話
Posted By Dr. Feelgood on 2014年11月6日
ライオンは、厚生労働省と日本歯科医師会の推進する「8020運動」の達成に向け、歯周病の予防、早期発見、早期治療を提唱し、さらに歯科医院等での「プロケア」や歯科医師や歯科衛生士の指導に基づく「セルフケア」が歯周病予防には大切とアナウンスする中、このほど、「歯科医療従事者が考える患者の歯周病ケア」と「生活者が考える自らの歯周病ケア」について意識調査を実施した。
今回は、歯科医師または歯科衛生士の資格を有し、現在、歯科医療に従事している146人に「歯科医療従事者調査」(7月4日~11日)、30~60代の男女176人に「生活者調査」(8月28日~9月3日)を実施している。
生活者調査では、歯周病の症状である歯ぐきの出血、腫れを経験したことのある人はそれぞれ半数以上いた。中でも「時間があれば行こうと思っている」「しばらくすれば治るので様子を見る」「いつものことなので気にしない」など、歯科医院に行く予定がなく、対処していない人は半数以上にのぼった。さらに、自分が歯周病であると思っている人でさえ、対処していない人が半数だった。
生活者への調査では、歯科医院に行く習慣がない人は53.5%、約8割が「痛みの症状が出たとき」にしか歯科医院に行かないという結果だった。
歯科医療従事者の調査では、歯周病予防に最も重要と考えているセルフケアで最も多かったものは「歯と歯ぐきの境目の歯垢を除去すること」(69・2%)で、次いで「歯間清掃を行うこと」(11.2%)と「自分に合った歯ブラシを使用すること」(11.2%)であった。
さらに、歯科医療従事者が診た患者が行っている歯周病の発症に関係が深い間違ったケアは、1位「歯と歯ぐきの境目に歯ブラシが当たっていない」(90.2%)、2位「いつも歯ブラシが当たっていないところがある」(82.5%)、3位「歯間清掃用具を使用していない」(70.6%)であった。
また、生活者の調査では、歯周病予防で重要だと思うセルフケアの1位は「歯ブラシで歯と歯ぐきの境目の歯垢除去」(72.1%)、2位「歯間清掃」(52.3%)であった。しかし、実際に取り組んでいる人は「歯と歯ぐきの境目の歯垢除去」(57.0%)、「歯間清掃」(33.7%)と、意識と行動に差があることがわかった。
POs-Ca Fのお話
Posted By Dr. Feelgood on 2014年10月20日
(医)杉山歯科医院で販売しているガムに 新商品が仲間入りしました
POs-Ca成分の特徴
- 正式名は、リン酸化オリゴ糖カルシウム。
- むし歯の原因となる酸をつくらない食品素材。
- 世界7カ国で特許を取得している、だ液に溶けやすい カルシウム素材。
- 洞爺湖サミットで紹介された、 北海道産じゃがいも由来のカルシウム食品素材。
- 日本が世界に誇る科学研究施設「SPring−8」で 実証実験を行なった初めての食品素材。
緑茶エキス(フッ素含有)の特徴
- 一般の緑茶にはたくさんフッ素がふくまれています。
- 緑茶エキスは、ポリフェノールを低減してフッ素が だ液に溶けやすいように工夫された素材です
1回2粒を20分モグモグして
歯の健康を手軽にサポート出来るのですから
私も自信を持っておすすめします
お試し品をご用意していますので
受付でお声をかけてください
母乳で育ったお話
Posted By Dr. Feelgood on 2014年10月16日
脂肪を燃やす働きがある遺伝子が
乳児期に活性化される仕組みを
東京医科歯科大の小川佳宏教授(内分泌代謝学)らの研究チームが
マウスの実験で突き止めた
母乳に多く含まれる栄養成分である脂質が
活性化の引き金になるとみられ
母乳で育った子供は肥満などの生活習慣病になりにくい可能性を示す成果という
米医学誌に論文が掲載された
研究チームは、脂質を認識するセンサーの役割があり
脂肪を燃焼させる遺伝子を活性化させる機能を持つタンパク質に着目
乳児期のマウスの肝臓で遺伝子の働きを詳しく調べた
このタンパク質を遺伝子操作で作れないようにしたり
働きを活性化させる薬剤を母乳に入れたりして分析
その結果、このタンパク質がDNAのメチル化という現象を消失させ
脂肪を燃焼させる遺伝子が活性化されることが分かった
脂質が豊富な母乳で育てると
このタンパク質が機能しやすくなることが知られていたが
遺伝子レベルでのメカニズムは分かっていなかった
母乳に含まれる脂質は乳児の栄養成分として重要なだけでなく
成人になってからの健康にも深く関わっている可能性があるという
小川教授は「乳児期の栄養を調整し
生活習慣病になるリスクを減らすなど新たな医療の手掛かりになる」
と話している。
(YAHOOニュースより)
母乳で育った子供は生活習慣病になりにくい!のかもしれませんね
私もそんな気がします
ふれあいけんこうフェスティバル
Posted By Dr. Feelgood on 2014年10月1日
歯ブラシやガム、グッズのプレゼントもあります
すべて無料ですので
お買い物の途中にでもご家族でのぞいてみてください
当日は私も参加しております
気軽に声をかけてくださいね!
後ろから前からのお話
Posted By Dr. Feelgood on 2014年9月19日
乳歯の後ろから永久歯が生えてきましたが
大丈夫でしょうか?
こんなご質問をよく受けます
永久歯のたまご(歯胚)は
もともと乳歯の下の歯ぐきの中に埋まっていて
生え変わりの時期を少しずつ成長しながら待っています
永久歯が大きくなるにしたがって乳歯の根が溶かされ(=吸収され)
グラグラして抜けるという仕組みです
下の前歯の乳歯の内側から永久歯が生えてくるのは
決して珍しいことではありません
昇りエスカレーターのように
後ろから斜め前に出てくることが多いため
乳歯が抜けていないと重なるという状態が起こりやすいのです
ですからこのような状態は一刻を争うようなものではありません
殆どのケースでは
正常な位置よりも内(後ろ)側に生えてきた歯は
舌の圧力で外(前)側に
外(前)側に生えてきた歯は
唇の圧力で内側(後ろ)に
それぞれがそれなりに自然な位置に修正されることになっています
ただ乳歯の根が吸収せずに
明らかに永久歯の萌出を妨げている場合や
ぐらぐらで抜けそうなのになかなか自然脱落せず
痛みや腫れを生じる場合などは
早めに抜歯したほうが良い事もあります
生え変わりが気になったら
いつでもご相談ください
http://youtu.be/ympOaJZPgt0