顕微鏡のお話

Posted By on 2012年1月15日

 

杉山歯科医院では開業当初から治療を始める前に

今のお口の中の状態を患者様ひとりひとりが、自分自身でしっかり認識していただく為に

全ての患者様に必ず位相差顕微鏡の画像をモニターで見ていただいています

位相差顕微鏡とは、鮮明画像で生きたままの口腔内の細菌を

患者様自身が観察できるものです

生きたままですから当然動いています

明視野観察・赤血球観察に適した暗視野観察が行えるので

画像を見ながらしっかりとした説明を受けることができ

ご自身の口腔内の細菌の事実を様々な角度から知ることが出来ます

やり方は簡単です

患者様のお口の中から、ほんの少しだけプラーク(歯垢)を採取して

それを顕微鏡を通してモニターで見ます

ほぼ全員の口の中に、歯周病菌やカビ菌がいるわけですが

思ったより多くの活発に動く細菌を見て誰もがビックリしてしまいます

この細菌は口腔常在菌なので、“ゼロ”には出来ませんが

絶対的な細菌数を減らすことが大切になります

この検査は保険の点数もありませんので

もちろん別途料金もいただいておりません 

無料です ご安心を!

患者様のビックリする姿が見たくて私の趣味でやっています

 

 

About The Author

The Damnedやツネマツマサトシ、The Stoogesなどのカヴァー曲をリハーサルした後、初めてのライブをコイケミュージックホールで行なう。あまりにもメチャクチャで荒々しい演奏のせいで、わずか15分ほどで電源を切られTHE HOODLUMのデビューライブは終わった。そんな原点が今の活力!歯科医師としての情熱に繋がっている。

Comments

2 Responses to “顕微鏡のお話”

  1. rannko より:

    はじめまして。rannkoと言います。歯科衛生士をしています。こちらのブログには良く来させてもらっていますが、初めてコメントさせていただきました。

    位相差顕微鏡、私の歯科医院には導入していないのですが、患者さんの口腔衛生の動機づけやモチベーションアップにはとても有効だと思います。ただいま院長先生と交渉中です。

    私も若いころパンクにはまっていた時期がありました(笑)
    またおじゃまさせていただきます。

  2. Dr. Feelgood より:

    rannkoさん コメントいただきありがとうございます 同じ業界の方からメッセージをいただいてとても嬉しく思います。やはり位相差顕微鏡はかなりのインパクトがあると感じています。治療や予防に対してあまり積極的でない方でも、ご覧いただくと熱心にこちらのお話を聞いてブラッシングも良くしていただけます。あれっ?パンク好きでしたかwそれはそれは  僕は今でもよく聴いていますよ

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