笑気なお話
Posted By Dr. Feelgood on 2011年3月11日
最近、『笑気吸入鎮静法』を希望される患者様が増えています
1772年 イギリスの化学者ジョゼフ・プリーストリーが発見した
笑気ガス 亜酸化窒素(N2O)
吸入すると顔が笑ったように引きつることからそう呼ばれる
また、吸入すると軽く酔ったような感じになるので
昔はパーティーなどを盛り上げるために使用していたという
当院のホームページをご覧いただくと
『笑気吸入鎮静法』の受け方が掲載してあります
こんな方は是非一度ご相談ください
・ 歯科治療に対して不安・恐怖感が強い
・ 過去の治療時に気分不快、意識消失などの既往がある
・ 全身疾患を有しており、ストレスをなるべく避けたい場合
・ 予備能力が低下している高齢者など
・ 侵襲が大きい場合や、長時間の治療時
・ 嘔吐反射が強い方
歯科治療の恐怖や不安から患者様を解放させるものとして
長い医療の歴史のなかで確立されてきた療法です
鎮静作用により中枢神経の機能を抑制しますが
呼吸、循環、反射機能を抑制することはなく
あくまで患者様の意識は保たれた状態にあります
身体も心もリラックスし恐怖心がなくなり、にこやかな楽しい気分になります
感受性には個人差はありますが一般的には
・身体が温かくなったような気がする
・ぼーっとしてきた
・手足の先がしびれたような気がする
・お酒を飲んだ時のほろ酔い気分になる
こんな感じになったら、もう怖いものはありません
たまに、全身麻酔や麻薬と勘違いする人がいますが
副作用もありませんし、幻覚を見ることもありません
きわめて安全な治療法です
https://www.youtube.com/watch?v=-Z-if7_hUJE
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