お子さまの治療
当院では、小さなお子さまはご家族が見守る中で治療をしていきます。嫌がるのに無理やり押さえつけて治療することは致しません。お子さまのコンディションに合わせ、徐々に雰囲気に慣れていただいてからの治療となります。自分からやってみようという気持ちになるまで、歯磨きの練習やお口を開く訓練を何度でもします。痛みがあっても、治療ができるまでは、応急処置しか行いません。根気強く通っていただかなければなりませんが、必ず笑顔で治療ができるようになりますので、ご家族のご協力をお願いいたします。
C0:自覚症状はまったくありません。
歯の表面に不透明な濁りができる場合があります
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C1:歯の表面(エナメル質)にむし歯による小さな穴があきます。
自覚症状はほとんどありません
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C2:象牙質までむし歯が進行しています。
冷たい水がしみる場合があります。
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C3:神経までむし歯が進行しています。
ずきずきする、かむと痛いなどの激しい痛みを伴います。
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C4:歯が崩壊して、根だけが残っている状態です。
神経は死んでしまっている場合が多いです。
むし歯の症状、進行状態により処置の方法が違います。
水にしみる・・・
むし歯の初期状態で、歯の神経が炎症を起こしている可能性があります。
対処方法
ぬるま湯でゆすぐようにして、むし歯の中や周りを清潔に保ってください。
むし歯は自然治癒することはないので、早めに治療を受けるようにしてください。
治療方法
軽度の場合は、かみ合わせを調整し様子をみます。
中等度の場合は、歯を固定しかみ合わせを安定させます。
重症の場合は、歯を抜くこともあります。かみ合わせの調整や薬の投与、歯周病の治療をします。
重症の場合は抜歯することもあります。
お湯にしみる・・・
むし歯が進行した状態で、歯の神経がかなり炎症を起こしている可能性があり、神経の腐り始め、もしくは腐っている時にも起こります。
対処方法
水を含むと痛みが和らぐことがありますが、急いで治療を受けるようにしてください。
治療方法
神経を取る治療をして、その後詰めたりかぶせたりします。
大きなむし歯がある
むし歯のまわりの歯ぐきが腫れた場合、歯の神経が腐っている場合があります。
対処方法
冷やすと腫れがやわらぐことがありますが、ひどい痛みが出ることがあるので、できるだけ早く治療を受けるようにしてください。
治療方法
歯の神経を取る治療をします。
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