盆帰り
Posted By Dr. Feelgood on 2013年8月13日
1976年 中学1年の夏
貯めた小遣いで買ったLPレコードが
中村雅敏の『想い出のかけら』だった
そのアルバムの1曲目が「盆帰り」
何百回も針を落として
本当に擦り切れるほど聴いたっけなぁ
まだ小椋佳の歌詞の意味なんて
ちゃんと解ってはいなかったはずなのに・・・
南関東では新暦の盆で
7月に祖先の霊を祀るが
全国殆どの地域は今日が盆の入りである
私も今日、診療室から歩いて5分の実家へ
盆帰りしてみると
お袋は妹の家族と蓼科へ避暑に行ったらしく
生家はもぬけの殻
仏壇へそっと線香をあげて
階段を上り
なんとなく学生時代を過ごした
自分の部屋を覗いてみた
そこはもう物置状態だった
ほこりだらけのカラーボックスなどを掻き分け
押入れの奥から
このアルバム
『想い出のかけら』を探し出した
中一の夏によく遊んだ友達の事を
少しだけ思い出した
明日あたり
誰もいない実家でこのアルバムを
また聴いてみたくなった
Comments
Leave a Reply