歯科医師不足?
Posted By Dr. Feelgood on 2010年9月23日
先日こんな記事が出ていた
「全国17の私立歯科大・歯学部のうち6割強の11校で、今春の入学者が定員割れを起こしていることが、読売新聞社の調査でわかった
中には定員の4割以上にあたる35~43人の欠員が出た大学が3校あった。受験者総数も4973人と、前年より約2800人減少した。大幅な定員割れで質的に一定レベルの入学者を確保できないおそれもある。「歯科医療の崩壊につながりかねない」として日本私立歯科大学協会も危機感を強め、対策等の検討を始める」
原因は何なのか?
歯科医師の過剰感?かつての高収入のイメージが崩れている?
医学部の定員増。医師不足解消のため、今春医学部の定員が700人増やされ
歯科医志望者の一部が流れた?
不況も影響しているだろう
高額な私立歯学部の学費、さらに開業ともなれば多額の費用がかかる
国家試験の難易度も上がっているから?
といろいろ推測されるが
ともあれ6年後国家試験を受ける人数も減るわけで
歯科医師数が大幅に減り始めるのだろうか?
既に開業している我々にとっては良い話のようだが
受験し入学金が払えれば確実に歯学部に入れるので
質が下がって歯科医療全体の信用低下になりかねない
大学側は経営が大変になると思われるが
募集定員を減らし
質の高い志願者を確保していただきたいと思う
厚生労働省が長期的な視野で将来像を見つめ
対策を考えるタイムリミットはもうとっくに過ぎているはずだが・・・
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