Brazil Syndrome
Posted By Dr. Feelgood on 2011年4月29日
東日本大震災から四十九日目
全国の寺院が震災発生時刻の午後二時四十六分、一斉に鐘を鳴らした
四十九日法要でもあるが、いまだ行方不明の人も多数いることから
「復興の志を高らかに世間に鳴り響かせる」という意味を込めたという
無念ではあったと思いますが
三島の高校に通い始めた頃(今から32年前)
一番びっくりしたのは
生徒全員に防災頭巾が配られていることだった
当時、神奈川県の高校はどうだったか知らないが
静岡県の私が通っていた高校では
東海地震に備えての防災訓練が度々に行なわれ
神奈川から通学していた私は、訓練のたびに
えっ?なに またやるの?っと小田原との温度差を感じ
その危機感とは裏腹に、いつも呆れてヘラヘラしながら机の下に潜っていた
しかし、あれから30年
上記のHPによると2011年1月現在
宮城県沖では30年以内に99%の確立でM7.5~8の地震が起こると示していた
2ヵ月後にそれは起きた
しかも想定外のM9
三陸沖から茨城沖までまとめて同時にプレートがずれて発生したという
となると上記のデータからもM8程度の東海地震が
明日にでも起きる確立もかなり高い
相模湾は大きな津波が来ないと言われるが
そんな事はわからない
もう想定外なんていわせません
小田原市のハザードマップ、2007年に作成したままの防災マップの改訂が急がれる
今でも“三の丸小学校”を避難所としている事に驚きと行政の対応の遅さに呆れる
神奈川県は横浜中心に物事が考えられ
東海地震の影響をもろに受けるであろう県西地区は、いつも後回しにされがちだ
静岡県のように公共建物番号標示はマネたほうが賢い
(物資の搬送や状況把握の際に、上空から場所が判別出来るよう
市町村役場、小学校、災害拠点病院に番号を標示している)
起きなければ起きないでほしい東海地震
津波からは逃れる事が出来ても放射能からは身を守る事が出来るのだろうか
小田原市は
フクイチ(福島第一原子力発電所)からは300km
ハマゲン(浜岡原子力発電所ハルマゲドンではない)からはたったの115km
Comments
Leave a Reply