やさしい顔のお話
Posted By Dr. Feelgood on 2014年7月9日
保育園や幼稚園、学校の歯科健診も終わり
今、多くのお子さまが歯科医院を訪れています
保護者の方にお話を伺うと
お子さまの仕上げ磨きに苦労しているお母さまが多いようです
そこで
通院されているお子さまに
なんで仕上げ磨きが嫌なのかを聞いてみました
すると
「苦しい」 「痛い」 が
多くの理由でした
長時間ブラシを口の中に入れられていると
唾液がたまり苦しくなります
仕上げ磨きのポイントは
10回ゴシゴシと数えたら
一度歯ブラシを口から抜いてあげるなど
休み休み磨くことです
また、小さいお子さまは
口の中を触れられることに
慣れていないという理由もあります
生後すぐの赤ちゃんは
口もとに固形物を近づけると
舌を出して押し返そうとします
これは母乳以外の異物の侵入を避けるための
本能的な反射です
口が本来、そのような敏感な空間であることを
ぜひお母さまも認識して
まずは口の中を触られることに慣らしてあげましょう
遊びの延長として
指先で奥歯の歯ぐきを
指先でコチョコチョと触ったりして
触れられることに慣らしてあげると良いです
そして気づいていらっしゃらないかも知れませんが
『みがくぞぉ~』っと意気込むお父さん、お母さんは
ちょっと怖い顔になり、歯ブラシを持つ手にも
かなり力が入っています
子供はそれを敏感に察知し
「仕上げ磨きは嫌なこと」という
先入観をもってしまうのです
ぜひ お父さん、お母さんご自身も
やさしい顔でリラックスして磨いてあげてください
やさしさに包まれたなら 投稿者 jinta36
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