ティラノサウルスのお話
Posted By Dr. Feelgood on 2015年8月17日
ティラノサウルスの仲間の化石が長崎市で見つかりました
福井県立恐竜博物館と長崎市が
長崎半島西岸の「三ツ瀬層」という地層を共同調査していたところ
肉食恐竜のティラノサウルスの仲間とみられる恐竜の歯の化石を発掘しました
長さ8.2㎝の左下の顎の歯と
長さ7.8㎝以上で欠けた部分のある歯の2点
歯の両側には肉食の特徴であるノコギリ状の細かい突起がたくさんあり
大きさや形、見つかった地層の年代などから
ティラノサウルス科の大型種の歯だろうと判断されました
大型種の体の大きさは推定では全長10mほどで
肉食恐竜としては国内最大です
博物館の研究員は
「映画に出てくるティラノサウルスのような大型の肉食恐竜が
日本にもいたことが裏付けられた」と話しています
ティラノサウルス科の恐竜が生存したのは
今から約8300万~6600万年前の「白亜紀後期」という時代の後半とされ
今回の化石が見つかった三ツ瀬層は、約8100万年前の地層といわれます
実物は長崎市科学館に展示されているとのこと
夏休みにお時間のある方は是非訪れてみてはいかがでしょうか
Comments
Leave a Reply