「酢だこ」と「古たくあん」のお話
Posted By Dr. Feelgood on 2016年10月18日
8020運動の発端は
最低何本の歯があれば
食物の中でも噛みにくい
「酢だこ」と「古たくあん」を食べることができるか
という調査研究だったと聞きます。
歯の数が減るに連れて食べ物が食べにくくなります。
例えば奥歯がなくなると野菜などの繊維質を食べる量が減り
大腸がんのリスクが高くなると言われます。
充分に噛むことができなくなると
栄養を摂ることができなくなり
全身の虚弱(フレイル)を招き
認知症のリスクも高くなるでしょう。
奥歯がなくなると転倒もしやすくなります。
高齢者の転倒による骨折は寝たきりの原因の一つです。
超高齢化社会の大きな課題である「認知症」と「寝たきり」は
歯と口を健康に保つことと
喪った歯を歯科治療で補う(入れ歯など)ことにより
予防することができるのです。
歯を喪う大きな原因は歯周病です。
また歯周病と歯周病菌などの口の中の細菌は
心臓病、脳梗塞、糖尿病、早産、低体重児出産
関節炎、腎炎、誤嚥性肺炎など
全身の病気と関係があります。
歯周病を予防、あるいは早期発見して治療することは
健康長寿延伸の秘訣です!
Comments
Leave a Reply