職業別のお話
Posted By Dr. Feelgood on 2016年11月8日
大人の男性が重い歯周病にかかる割合を職種別に分析したところ
運転手や工場に勤務する人などは歯周病になりやすいという調査結果を
岡山大学などのグループがまとめました。
勤務時間が長く休憩を取りにくい人などは
歯の健康に、より注意する必要があると指摘しています。
岡山大学病院の入江浩一郎講師などのグループが
歯科検診で歯周病にかかっていないと確認された
大人の男性2800人余りについて追跡調査した結果
2.9%の人が5年以内に重い歯周病になりました。
これを職種ごとに分析したところ
教員や技術者などの「専門的・技術的職業」では
重い歯周病になった人の割合は平均を下回りましたが
営業や小売店などで働く「販売」の職種は
「専門的・技術的職業」の2.39倍
工場などに勤務する「生産工程・労務」は2.52倍
さらにトラック運転手などの「運輸・通信」は2.74倍と
それぞれ歯周病になる割合が高かったということです。
入江講師は「勤務時間が長かったり
休憩が取りにくかったりする職種の男性は歯周病になりやすいのではないか。
こうした人たちに歯の健康に注意してもらい
定期的な検診や指導を行う必要がある」と指摘しています。
https://youtu.be/TEaQBx5HwZ8
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