副鼻腔炎のお話
Posted By Dr. Feelgood on 2017年1月12日
この時期、「寒さが原因で風邪をひいて鼻水が止まらない」
そんな方も多いのではないでしょうか?
その後、「奥歯が痛くなってきた!」
そうなったら、それは、むし歯の痛みではなく
副鼻腔炎(蓄膿症)かもしれません。
副鼻腔炎とは鼻腔と通じている空洞(副鼻腔)が炎症を起こした状態です。
副鼻腔は上顎洞(鼻の両脇)・前頭洞(おでこの中)・
篩骨洞・蝶形骨洞に分けられます。
風邪やインフルエンザなどのウイルス感染などによって
この副鼻腔内の上顎洞に炎症が起きると歯が痛むことがあります。
特に次のような症状があったら
むし歯などが原因の歯の痛みではなく
上顎洞炎による歯の痛みかもしれません。
①上の奥歯が痛い
②走ったり、ジャンプ、階段の上り下りで響く
③お辞儀をしたときに痛む
④噛み合わせたときに痛む
⑤歯が浮いた感じがする
などなど鼻の症状も合併していれば、かなり確率は高いと思います。
いずれにせよ、歯が痛くなったら歯科医院にご相談ください。
原因が歯でなくても的確なアドバイスを致します。
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