オークションのお話
Posted By Dr. Feelgood on 2011年10月26日
ニューヨーク(CNN)によると 11月5日にイングランドで行われるオークションに
ジョン・レノンの歯が出品されるという
出品されるのはジョンの奥歯で、多少変色し虫歯の跡もあるが
最低入札価格はなんと約1万6000ドル(約122万円)に設定されている
ジョン・レノンのものとされる歯
写真:OMEGA AUCTION HOUSE
ジョンは、サリー州ウェイブリッジにある自宅「ケンウッド」で
家政婦をしていたドロシー・ジャーレットさんにこの歯をプレゼントした
ジャーレットさんの息子のバリーさんによると
ジャーレットさんは1964年か1968年までレノン宅で働き
ジョンと温かい関係を築いていたという
「母はジョンと非常に親しく、ある日台所で会話をしている時
ジョンは母にその歯をプレゼントしてくれた
(ジョンはその日、歯医者に行って、その歯を抜いてもらった)
そして、私の妹がビートルズの大ファンだったので
ジョンは記念品としてその歯を彼女にあげてもいいよと言ってくれた」とバリーさんは語る
それ以来、バリーさんの妹の家族がその歯を所有していたらしい
バリーさんの妹がカナダ人と結婚したため
このジョンの歯はここ2年を除き40年間カナダにあった
そしてジャーレットさんが90歳を迎えた今
バリーさんは歯を紛失してしまう前に誰かに譲った方がいいと考えたという
今回の競売を主催するオメガ・オークションズのカレン・フェアウェザー氏によると
この歯は非常にもろく、DNA鑑定は行えないが、この歯が本物であると確信しているという
「この歯はジャーレットさん本人から出品された物であり
この品の出所については何の疑いもない」(フェアウェザー氏)
富士屋ホテルでのジョン一家
ジョンは1940年生まれだから60年代後半だと
歳は20代後半だよな
年齢からして歯周病でグラグラした歯を抜いたのではなさそう
ん?大きく穴が空いている むし歯だ!
いくら痛んだとしても神経をとればまだ充分治せる歯のようだ
60年代のヤブ歯医者でもBEATLESのジョン・レノン様の大切な歯を
簡単に抜くかなぁ??
第一大臼歯や第二大臼歯なら頑張って治療するぜ ふつう
ってことは親知らず(第三大臼歯・智歯)か?
写真から推測すると歯根の形からしてやっぱりそんな感じ
左上かな? 近心(手前側)にむし歯の穴 よくあるパターンだ
その頃の日本のヤブ歯医者なら神経の治療も程々に
第一大臼歯、第二大臼歯という大切な歯を悉く抜いていた(あくまでもヤブ)
そんな恐ろしい時代があった事をご年輩の患者様がよく教えてくれるし
お口の中を拝見させていただくとそれは物語っている
ジョンのこの歯
親知らずなら入札価格は、そう上がらないだろうが(抜くのが当たり前だから)
もし第二大臼歯(12歳臼歯)いやいや第一大臼歯(6歳臼歯)だったら
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