健康寿命のお話
Posted By Dr. Feelgood on 2013年2月4日
2012年、厚生労働省の発表によると
2011年の日本人の平均寿命は
男性79.44歳、女性85.90歳
日本は言わずと知れた世界一の長寿国です
健康寿命という言葉があります
2000年にWHO(世界保健機関)が健康寿命を提唱しました
食事・入浴・着替え・トイレ
この日常生活の4つの基本動作を基準として
介護(介助)無しであと何年自立した生活できるか
これが健康寿命です
しかし年々
平均寿命と健康寿命の差が開いています
それは何らかの介助を必要として
暮らしていかなくてはならない時間が
長くなってきているという事なのです
この事は本人は勿論
家族、そして社会にも大変負担のかかることです
誰もが自立した人生をおくられたらと願うことで
平均寿命と健康寿命の差を
出来る限り縮める事が大切になります
その鍵となるのは
「食べられる事」
「身体を動かせる事」です
3度の食事が
自分の口からおいしく食べられなくてはいけません
どんなに美味しいものでも
丸呑みしたのでは
本当の味はわからないはずです
生涯を通して自分の歯で噛めるということは
全身機能の維持
全身疾患の予防につながります
平均寿命だけでなく
健康寿命の延伸には
お口の中の健康がとても大切なことなのです
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