バツイトのお話
Posted By Dr. Feelgood on 2013年3月23日
潜っている親知らずなどを抜歯した後や
外科処置をした時に
開いた歯肉を糸で縫合します
だいたい1週間後くらいに
その糸を取るのですが
その時「じゃあ今日はバッシします」と
告げるのは歯科医院では×(バツ)
抜歯はバッシ
抜糸はバツイト
患者さまも
スタッフも
また抜歯ですかぁ!?っと
混乱しないように
後処置となる抜糸は「重箱読み」で
バツイトと言って区別しています
勤務医時代
“縫合の用意して ”じゃ普通すぎるし
ドイツ語で“ナート(naht)の用意して”じゃあたりまえすぎる
そう思ったので
英語で“スーチャー(suture)の用意”お願いって
カッコつけたら
「えっ!スーちゃんですか?」って
びっくりされてしまった
僕は微笑みかえすしかなかったけどね
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