余分なお話
Posted By Dr. Feelgood on 2013年3月29日
過剰歯(かじょうし)というものがあります
正常な歯の数
乳歯なら20本
永久歯は32本
これを超えて作られた歯を
過剰歯といいます
2本の過剰歯
1本は埋まっていますが
もう1本は歯と歯の間から飛び出しています
過剰歯の原因は歯の元である「歯胚」(しはい)が
過剰に作られたり、分裂したりすることによって
歯が多く作られてしまうことだと考えられています
発生頻度は約3%で、30~40人に1人の割合です
過剰歯は女性よりも男性に多く
そのほとんどが上の前歯部にできます
過剰歯は普通の歯と違いきれいに生えてくることはあまりなく
ほとんどの場合は骨の中に埋まったままの状態か
歯茎から少し出たような状態になります
過剰歯があると、歯が押されて歯並びが悪くなったり
邪魔をされて永久歯が生えてこれなかったり
含歯性嚢胞という疾患の原因になる恐れがあります
そのため、多くの場合を抜歯をする必要があります
お子さまの前歯(永久歯)がなかなか生えてこない
と思われている保護者の方は
この春休みに歯科医院で相談してみましょう
たった1枚小さなレントゲンを撮るだけで確認できます
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